WITHOUT THOUGHT

BY NAOTO FUKASAWA
DMN DESIGN WORKSHOP EXHIBITION VOL.16

HAPPY MOMENT|幸せの瞬間

WITHOUT THOUGHT
BY NAOTO FUKASAWA
DMN DESIGN WORKSHOP EXHIBITION VOL.16

HAPPY MOMENT|幸せの瞬間

 

人は温泉で湯船に浸かった時「あ~~」とか言って幸せを感じるものだと思っている。しかし日常で自分の幸せ感をいちいち自覚することは少ないかもしれない。でもそれは自覚していないのではなくその幸せの瞬間を反芻して記憶に留めていないだけなのである。ひとは幸せを細やかな行為の流れの中で感じている。幸せと感じられる状態というのがあるということだ。不幸の時はそう感じるスイッチが入らない。あたたかい陽の光ですら鬱陶しいこともある。一方で冷たい風が優しいこともある。幸せの感触は幸せモードのスイッチがオン状態でないと働かない。幸せの瞬間をものに顕す。デザインとは、そのような営みなのである。

深澤直人
プロジェクト / デザインディレクター

People give out an Ahhhh as they slide into the bath at a hot spring, filled with a sense of happiness. But you may not be consciously aware of each and every moment of happiness you experience on a daily basis. Its not that you arent aware of such moments—its just that you dont scrutinize each and every one of those measures of happiness and commit them to memory. People feel happiness in amongst a detailed flow of actions.

Experiencing happiness is an existential state. When you are unhappy, the switch that has you feeling happy isnt flipped on. There may be gloom even admit the warmth of light. And conversely, sometimes the cold wind is a gentle one. Moments of happiness are expressed in objects. Design is the accumulation of such acts.

Naoto Fukasawa
Project / Design director

 

開催概要

● 会 期:

  2019年1月25日(金) - 2月6日(水)

● 時 間:

  11:00 〜 21:00 入場無料

  ※1/27(日)、2/3(日)は20:00まで、最終日2/6は18:00まで

● 会 場:

  表参道 ROCKET

  東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ 同潤館3F

  Omotesando ROCKET, Omotesando Hills Doujun Wing 3F,

  4-12-10 jingumae shibuya-ku, tokyo Japan zip:150-0001

  http://omotesando-rocket.tumblr.com

出展デザイナー:
浅野 未理(タイガー魔法瓶)、松井 
光亮(タイガー魔法瓶)、増田 藍(日立製作所)、藤川 裕子(三菱電機)、藤ヶ谷 友輔(三菱電機)、加藤 晃(良品計画)、高成田 祐衣(大伸社コミュニケーションデザイン)、荒井心平・古賀麻生・土田博之・Nitsan Debbi・吉坂秀毅・(NAOTO FUKASAWA DESIGN)

プロジェクト&デザインディレクション: 深澤直人

プロデュース: 河嶋隆司 (DMN ディレクター)

コーディネーション: 坂田征彦 (DIAMOND DESIGN MANAGEMENT NETWORK - DMN)

翻訳: マーディ ミヤケ

主 催: ダイヤモンド社/DMN(ダイヤモンド デザインマネジメント ネットワーク)

協 力: NAOTO FUKASAWA DESIGN

Exhibiting Designers:
Miri Asano (TIGER CORPORATION), Kosuke Matsui (TIGER CORPORATION), Ai Masuda(Hitachi), Yuko Fujikawa (Mitsubishi Electric), Yusuke Fujigaya (Mitsubishi Electric), Akira Kato (Ryohin Keikaku), Yui Takanarita (Daishinsha Communication Design), Shinpei Arai, Asami Koga, Hiroyuki Tsuchida, Nitsan Debbi, Hideki Yoshizaka(NAOTO FUKASAWA DESIGN)

Project / Design directed by Naoto Fukasawa

Project produceg by Takashi Kawashima (DMN Director)

Coordination by Masahiko Sakata (DIAMOND DESIGN MANAGEMENT NETWORK - DMN)

Translation to English by Mardi Miyake

Organizers
Organizer: DIAMOND DESIGN MANAGEMENT NETWORK - DMN
With cooperation from: NAOTO FUKASAWA DESIGN
Project/Design direction: Naoto Fukasawa


About DMN

DIAMOND DESIGN MANAGEMENT NETWORK | DMNについて

ダイヤモンド デザインマネジメント ネットワーク機構
DMN(ダイヤモンド デザインマネジメント ネットワーク)はダイヤモンド社(代表取締役社長 鹿谷史明)が主催する企業人の創造性開発プログラム。21世紀の企業にとって、マネジメントは左脳、右脳はデザインという新しい企業観に立って、デザインマネジメントをテーマに企業間をネットワークしている。業種業界にとらわれない開かれたコラボレーションを企図して、経営層をはじめ、企業内の商品企画部門、デザイン部門、マーケティング部門などが参加するセミナー、ケーススタディ、ワークショップ、調査研究、パブリシティなどのサービスメニューを提供している。総合プロデューサーは水野誠一。深澤直人氏の『WITHOUT THOUGHT』は1997年以来開催しているワークショップ。

DIAMOND DESIGN MANAGEMENT NETWORK - DMN
DMN (Diamond Design Management Network) is a program organized by Diamond Inc. (Fumiaki Shikatani, President) to aid in the development of the creativity of company employees. 21st century companies address a new view of corporate thinking, where management is on the left side of the brain and design on the right; we facilitate networking between companies based on the idea of design management. We’ve proposed an open collaboration that doesn’t get caught up in business categories and, starting with management and including intra-firm product planning, design and marketing divisions, provide services such as seminars, case studies, workshops, research studies and publicity in which members may participate. The principal producer of the program is Seiichi Mizuno. “WITHOUT THOUGHT” with Naoto Fukasawa is a workshop that has been held since 1997.

WITHOUT THOUGHT
BY NAOTO FUKASAWA DMN DESIGN WORKSHOP

世界的デザイナーの深澤直人氏によるデザインワークショップ「WITHOUT THOUGHT」は、日本企業のクリエーターを対象に、深澤氏がグローバルで普遍的なデザイン能力の開発に取り組むという、世界的にも評価の高いデザインワークショップです。

1997年にDMNと深澤直人氏によるデザインワークショップを開催したのをスタートに、その後、ワークショップ+展示会というプログラム構成で、日本のインハウスデザイナーのクリエイティビティを豊かに花開かせてきた世界的なデザインプロジェクトが、WITHOUT THOUGHTです。

デザインワークショップおよびWITHOUT THOUGHT展の主旨は、参加企業メンバーのクリエイティビティの向上に資する教育的研修にあります。これまでアメリカのインダストリアルデザイナー協会(IDSA)でのデザインコンセプト部門金賞受賞、パリDesign Now展招待など国内外からの高い評価を得ています。

 

【3日間の集中的なワークショップ~WITHOUT THOUGHT展まで】

これまで継続的に開催してきた深澤直人氏のワークショップWITHOUT THOUGHTは、つねに世界に対して新鮮にして普遍的なデザインを示してきました。

3日間の集中的なワークショップ(第1ステージ)を皮切りに、アイデアシンキングから試作決定までのデザインワーク(第2ステージ)をすすめ、作品を公開発表する「WITHOUT THOUGHT展」(第3ステージ)をめざして参ります。

 <第1ステージ>では、“WITHOUT THOUGHT”というデザイン、つまり人間の日常的で本質的な行動、行為、心理に即したデザインを見いだすための練習問題をとして、いくつかのデザイン課題が用意されます。これらの課題に取り組みながら、各自のデザインに対する深澤氏のディレクション、あるいはレクチャーやレビューなどが組まれています。また、参加デザイナー相互の刺激や交流を通して、さらに密度の高い創造性が引き出されていきます。 ワークショップの後半には、“デザインチャレンジ”と呼ばれる総合的な課題が出されます。ここに至って、参加デザイナーの一人一人がデザインの本質価値をつかむこと、それが企図されています。「WITHOUT THOUGHT展」は、この一連のワークショップの発展形なのです。

 

【未来のすぐれたデザイナーのためのワークショップ】 

「参加しなければ絶対にわからないデザインがある」というのが、これまでワークショップに参加者したデザイナーたちの偽らざる声です。デザイナーとしての未来をひらくことのできるチャンスである「NAOTO FUKASAWA DESIGN WORKSHOP」に、次世代をになう才能豊かな方々のご参加をお待ちしております。

 

ワークショッププログラムのメニューについて(一部例)

オブザベーション
その方法について熟知していると思っていても、WITHOUT THOUGHTにおけるオブザベーションは必ず新しいパースペクティブをもたらすでしょう。深澤直人氏の豊富な経験をベースにした実例の紹介と、ショートエクササイズ(実践)を組み合わせたメニューで、能力を引き上げていきます。

アクティブメモリー
普遍的で共有性の強いアイデアの源泉に、いかにアプローチするかを実践的なメニューで学んでいきます。イマジネーションにおいて、クリエイターが陥りやすいリスクについては、頭ではわかっていても、なかなか克服はむずかしいものです。

ファウンドオブジェクト
人間のふだんの暮らしの中で、デザインとは何なのか。古今東西の創造行為や作品を参照しながら、普遍的デザインに偏在しているさまざまな真理にアプローチしていきます。意識と無意識を統べるデザインエクササイズです。

ラピッドプロトタイピング
誰もが使っているプロセスですが、WITHOUT THOUGHTでは、アイデアを形にする表現としてたんなる試作以上の意味を持っています。

エグゼキューション
芸術的達成。ここには言葉で内容を訳すだけでは伝わらないWITHOUT THOUGHTの重要な目的があります。

レクチャーレビューディスカッション・・・

3日間のワークショップに配されるこれらのメニューの豊かさには比類がありません。深澤直人氏が、すべての経験と知恵を綜合してメニューづくりをしますが、ワークショップの現場では、そのメニューは、参加者一人ひとりにもっとも的確な方法で伝えられます。

 

ワークショップディレクター

深澤直人氏 Naoto Fukasawa

1956年山梨県生まれ。卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、 北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、日本国内の企業のデザインやコンサルティングを多数手がける。電子精密機器から家具・インテリアに至るまで手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡る。

「行為に相即するデザイン」「意識の中心」「ふつう」「輪郭」「典型」など、自らのデザイン哲学をこれらの言葉で表わすとともにデザインの具体を通してその実践を続ける。デザインのみならず、デザインを通して対象の本質にせまる力、その思想や表現などには国や領域を超えて高い評価を得ている。

人間の意識していないときの行動の中にデザインのきっかけがあることを見い出し、それを「Without Thought(思わず)」と名付けた。1999年からはその名を使ったデザインワークショップを毎年開催し、書籍とともに発表を続けている。

 

WITHOUT THOUGHT ワークショップに関するお問い合せ

WITHTOUT THOUGHTワークショップの詳細につきましては、DMN運営事務局までお問い合わせください。

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