CREATIVE KNOWING< 特別編|Special Edition >気候危機とビジネスデザイン
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Takramの佐々木康裕氏による、イノベーション志向の超実践的クリエイティブリサーチ「CREATIVE KNOWING」。
Covid-19のパンデミックが未だ終息を見ない中で、これまで佐々木さんと参加者が作ってきた、
インテリジェンスをフルに発揮しながら、まだ誰も手に入れていない気づきやインサイトを、
実際に体験することができる超刺激的な対面でのワークショップは、
今後、ビジネスの新しい方向と新たな叡智を生み出す場として、2021年度に新たな形で生まれ変わることとなります。
今回、コロナ禍でのリモートワークに取り組みながらも、知的な刺激やインプットを渇望されている方のために、
CREATIVE KNOWING特別編として、2日間にわたり、佐々木さんとの刺激的な対話を通して、
まだ誰も手に入れていない気づきやインサイトをオンラインで体験していただくための、
特別なセッションを開催することとなりました。
佐々木さんが考えるビジネスデザインの重要なテーマに取り組む、この2日間にわたる集中したセッションは、
これからのビジネス、これからのデザインを考えるための貴重な刺激となることでしょう。
Preface:
海外の友人と話をしたりメディアに触れたりすると気候変動に対する意識との圧倒的な差を感じます。
先日、アメリカ人の友人は自家用車の排出する温室効果ガスに我慢ならずに自動車を売り払ったと言っていました。
牛の出すメタンガスの環境への悪影響に配慮して牛肉を食べない友人もいます。
また「気候変動」という言葉では、現状を適切に表現していない、
ということで「気候危機」あるいは「気候自殺」という表現を使うことも増えてきました。
こうした価値観・意識はもちろん、企業が作るビジネスにも影響を及ぼしていきます。
これからのビジネスデザインは、ナイーブにユーザ体験の向上を追求したり、収益の最大化を志向するといった、
これまでのビジネスのルールの枠を超えて、環境や社会に対する影響を広く捉えて構築していく必要があります。
そしてそれが、これえからのビジネスデザインの基本プロトコルになるのではと思います。
今回のCreative Knowingでは、以下の2点を主要テーマにみなさんとディスカッションをしていきたいと思います。
① 日本の一般生活者の環境に対する危機意識とリテラシーが低いのはなぜか。
② 企業が環境配慮と利益の両立を考える際に必要な視座はどのようなものがあるだろうか?
上記を考えるにあたっては、これまでのCreative Knowingの講義を圧縮してお届けし、
その上で、 「気候危機」というこれからの10年のビジネスデザインの基本テーマの
一つになるであろうトピックを考えていきたいと思います。
Workshop Director
佐々木康裕 氏 Yasuhiro Sasaki
Takram /ディレクター、ビジネスデザイナー
エクスペリエンス起点のクリエイティブ戦略、事業コンセプト立案を得意とする。
D2C含むニューリテール、家電、自動車、食品、医療など幅広い業界でコンサルティングプロジェクトを手がける。
ベンチャーキャピタルMiraiseの投資家メンター、グロービス経営大学院の客員講師(デザイン経営)も務める。
2019年3月、ビジネス×カルチャーのメディア「Lobsterr」をローンチ。
https://www.lobsterr.co Takram参画以前は、総合商社でベンチャー企業との事業立ち上げ等に従事。
経済産業省では、Big DataやIoT等に関するイノベーション政策の立案を担当。
早稲田大学政治経済学部卒業。イリノイ工科大学Institute of Design修士課程(Master of Design Method)修了。
CREATIVE KNOWING |
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日程 | 2021年3月3日・10日(水)14:00-16:00 |
参加費 | 100,000円(税別)全2回 |
2021年度、全てのプログラムに関しては こちら DMN事務局(株式会社mct) info@ddmn.jp
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