BLOG

Feb 02, 2021 06:00 Blog|資生堂様とのデザインスプリント ~「美活ジム」の初期アイデアが形になるまで~

ヘッダー2

R&D部門の社員を対象とした新規アイデアの提案制度を実施していた資生堂様。以前mctのデザインスプリントプラグラムで、第一関門を通過したアイデアをブラッシュアップするお手伝いをさせていただきました。

その後、チームの方々のご活躍により、更なる関門を次々と突破したアイデア「S/PARK Studio 美活ジム(以下美活ジム)」がイベントという形で実現されたという嬉しいニュースを聞き、この度取材させていただきました。

画像1出典:美活ジム公式サイト https://sites.google.com/view/bikatsugym/

企業において新規アイデアや新規事業の創出を目的としたプログラムは、近年よく見かけるものの、実際に事業に発展するものに出会うことは多くありません。

今回アイデアの実現に辿り着いた秘訣をお聞きしたので、ご紹介したいと思います。

<アイデア実現のポイント>
・チームメンバー全員が情熱を持ち、「やりたい!」という気持ちが強かった
・社内でもフィードバックをもらったり、イベントをプロトタイピングできる環境があった
・リソースを効果的に活用し、まずは自分たちにできることを実現

<mctとのデザインスプリントで良かったポイント>
・外部からの視点を入れることで、アイデアをシャープにできた
・漠然としたアイデアをビジュアル化によって、メンバー間で共有・議論しやすくなった
・インタビューで直接ユーザーの声を聞き、リアルにイメージできるようになった
・短期集中型でコンセプトを深掘りし煮詰められた

取材にご協力いただいたのは、株式会社資生堂の樋口様(本プロジェクトのチームリーダー)と鈴木様、福田様、堀様です。



1.プロジェクトの推進と成功の秘訣とは
資生堂様では、R&D部門において研究者起案でのビジネスアイデアの提案・実現の機会を提供するプログラムを実施されていました。弊社がプログラムから出てきたアイデアをブラッシュアップするお手伝いさせていただいたのは2019年でした。

新規アイデア創出とビジネスへの展開は、様々な企業で取り組みがされていることと思います。その中で、アイデアを発想する機会はあるものの、プロジェクトとして前に進んでいかない、というのを目や耳にする機会も多いのではないでしょうか。

資生堂の皆様も、本業がある中でこのプロジェクトの業務を進めていくのには苦労もあったようです。そのような状況下で、このプロジェクトが成功した秘訣をお聞きしました。

・チームメンバー全員が情熱を持ち、「やりたい!」という気持ちが強かった
樋口様:「今回良かったのは、メンバーみんながやりたい気持ちが強かった、というのがありました。誰か一人が頑張るというより、みんなが自発的にがんばっていたので、負荷が一人にかかり過ぎるということがありませんでした。また、トップダウンではないので、自分たちのいいと思ったものを自分たちで承認を取りながら進められる、やりたい方向性を保てた、というのがモチベーションを保ちながらできたポイントかなと思います。」
鈴木様:「樋口さんのような『絶対やる!』という情熱係がいるのがよかったです。」
樋口様:「最初は堀さんと『ときめく場所をつくりたいね』という話をしていたんです。」
堀様:「そのタネみたいなところから、具体的に動き出したのはちゃんとメンバーがついてから。樋口さんが、何があっても絶対前に進めるんだ、と情熱を持ってやっていました。メンバーの異動などもある中、ローンチまで辿り着けたのは、弊社の中でも珍しいケースだと思います。一丸となってやってきたからかなと思います。」

・社内でもフィードバックをもらったり、イベントをプロトタイピングできる環境があった
福田様:「コンセプトはぶれずにやってきたのですが、発信するメソッドに対して独自性があるのか確認するようにとお達しがあって、テストを挟んだんです。こういうメソッドを毎日やったらどのような変化があるのかを確認して、自信を持って、こういう変化があります、というデータをプラスしました。」
樋口様:「テストにご協力いただくユーザーさんにきていただいて、レッスンを受けてもらってどうだったか、あとは1ヶ月間週に一回来てもらって、おうちでもやってもらってどうだったか、そして、一ヶ月でどんな変化があるのか見てみました。」
鈴木様:「笑顔測定のためのアプリもできました。」
福田様:「タブレット端末を用いて笑顔度が測定できるアプリで、一般公開はまだしていないので、美活ジムのiPadにのみダウンロードされていて、会場に来ると使えるという状況です。」
鈴木様:「テストの前には、社内の人を20人くらい集めて、紙に興味を持ったところなどにペンで色をつけてもらったりして、コンセプトチェックもしました。」

・リソースを効果的に活用し、まずは自分たちにできることを実現
鈴木様:「最終的なビジネスを作り上げてからではなく、都市型の研究所という場を活用して、研究員がお客さまと直接接する場づくりから、小さく始めたから世に出せたというのがあります。」
樋口様:「まずは、自分たちができることを、とやりました。いい上司もついてくれました。私たちはもう少し検証したほうがいいかなと思っていたのですが、『まずはやってみようか』と一言いってくれる上司がいてバックアップしてくれたのも一つ大きな要因としてありました。」

 

2.資生堂様とのデザインスプリントプロジェクトについて
弊社メンバーが一次審査の審査員を担当したこともあり、通過したアイデアをデザインスプリントで検証したい、というお話をいただきました。コンセプトはあるものの、まだコアなMVP(※1)が定まっていないので定めたい、顧客の反応を聞きたいというご要望をいただき、mctがデザインスプリントプロジェクトという形で、プロジェクトチームを支援させていただくことになりました。
※1 MVP=Minimum Viable Product(実用最小限の製品)。初期の顧客を満足させ、将来の製品開発に役立つ有効なフィードバックや実証を得られる機能を備えた製品のバージョンを指します。


mctのDay1~5のデザインスプリントプロセス
デザインスプリントは、Google Venturesによって開発された、デザイン思考のベースとなるプロセスを素早く回すというメソッドです。オリジナルは5日間の集中的なプログラムですが、クライアントの方々も丸一週間予定を確保することは難しいため、弊社ではそのエッセンスを取り入れながらも各ステップの間隔を開け、2〜3ヶ月のプロジェクトとすることが多いです。とは言っても、期間を決め、集中してモチベーションを保ちながら推進することを心掛けています。

画像2デザインスプリントのプロセス

資生堂様とのデザインスプリントでは、上の図のような5つのステップでアイデアをブラッシュアップするお手伝いをさせていただきました。

画像3デザインスプリントDAY2の様子

資生堂のプロジェクトメンバーの皆様からいただいた感想もご紹介します。

・外部からの視点を入れることで、アイデアをシャープにできた
堀様:「自分たちでやっていると、どうしても今ある知識だけになってしまうし、いくら話し合っても凝り固まってしまうのが、他の調査の経験も豊富なプロの視点で見てもらって、短い期間でぎゅーっと絞れていったのがよかったです。美活ジム自体が壮大なテーマで、あれもやりたい、これもやりたい、だったので、絞っていくためにいてくれたのがよかったです。」
鈴木様:「研究所にいると、何が一般的に面白いのかわからなくなってくる人もいると思うんですが、特定の研究について広げてくれたりすると、『こういうのって面白いんだ』と気付きを得られるので、興味を持って広げてくれるのがいいと思いました。」

・漠然としたアイデアをビジュアル化によって、メンバー間で共有・議論しやすくなった
樋口様:「私たちの考えていたことをより深めてくれたと思います。絵を使ってイメージを作ったりして、私たちもディスカッションできたので。」
福田様:「絵にして進めてくれたやり方がすごくよかったと思います。今でもその絵は元になっていて、まだまだ社内の資料で使わせていただいていています。具体的になって、チームメンバーの間でも共通の認識が持てるし、進め方がよかったです。」
鈴木様:「ロゴ(※2)も私たちのイメージを伝えるためには効果的でした。」
堀様:「自分たちの中で話すにしても、お客さんに話すにしても、ビジュアルイメージっていかに強いかというのは気づきになりました。」
※2 現在のロゴとは異なります。

・インタビューで直接ユーザーの声を聞き、リアルにイメージできるようになった
鈴木様:「4名の方に実際にお話を伺って、ターゲットとなる30何歳の女性ってこういう感じって頭の中にイメージがあったのですが、あまり具体的ではなくて、そういう人に実際に会って深くお話を聞いたのが、実際にコンセプトを作る時も、その方を思い浮かべながらできたのがよかったです。」

・短期集中型でコンセプトを深掘りし煮詰められた
鈴木様:「合宿みたいに短期集中でやったのがよかったと思います。1日缶詰になってそのことしか考えないでいると、よりコアな部分に迫れるというのがよかったです。」
福田様:「短期集中だからこそ、その時に深く考えられました。そういう風に考えたことって、その後なかなかぶれなかった。」


デザインスプリントの醍醐味である、「アイデアをどんどんプロトタイピングで具体化しながらブラッシュアップし、実際にユーザーにアイデアを評価してもらう」というあたりを実際に体験し、良さを感じていただけたということでよかったです。缶詰になる時間や場を作ってアイデアを凝縮させていけたのは、私たちにとっても濃密でいい経験でした。

 

3.「美活ジム」イベントについて

画像4資生堂研究所発!肌と表情のための特別プログラム『S/PARK Studio 美活ジム』
出典:Peatix https://peatix.com/event/1660475/

見事今回イベントとして実現したアイデア「美活ジム」は、資生堂研究員が開発した研究結果に基づく肌と表情のためのプログラムです。独自のアプリケーションを使って今の自分の状態を知ることから始まり、講師である資生堂研究員や美容のプロであるビューティーコンサルタントが、肌や表情のこと、お家でも続けられるセルフメソッドをレクチャーしてくれる、という今までにない内容です。

化粧品ブランドとして馴染みのある資生堂さんですが、そこの社員や研究員の方々と直接お話できる、ましてや研究内容に基づいた美容のことを教えていただける機会はそうそうないと思います。

まずは、2020/10/31 (土)に2回、そして、2020/12/26 (土)に2回、計約40名の方がこれまでに参加されたということです。弊社の池田、ソレイムも12/26の回を見学をさせていただきました。

画像5「S/PARK Studio 美活ジム」

会場は、最先端の研究施設である「資生堂グローバルイノベーションセンター S/PARK」の低層階にある美の複合施設でした。コロナ対策として、イベントは開放的な空間でソーシャルディスタンスをとりながらの実施でした。予め各人に用意されていたiPadでレッスン前と後の笑顔を撮影・分析したり、テーマ(12/26の回は温活)に沿った自分でできる様々な美容法が2人の講師から紹介されていました。プロジェクトでご一緒させていただいた鈴木様がその講師内の一人でした。参加者の方々が非常に真剣に取り組んでいたのが印象的でした。

初期にお手伝いさせていただいたアイデアがこのように実現されているのを実際に目の当たりにすることができて、とても嬉しかったです。

プロジェクトメンバーの皆様は、今後も年に4〜5回、このようなイベントを継続開催を計画しており、さらに活動の幅を広げていくということですので、とても楽しみにしながら応援させていただきたいと思っております。

mctではデザインスプリントで様々なクライアントのサポートをさせていただいております。
オンラインで完結するプロジェクトも実施可能です。
ご興味がある方はぜひお声掛けください。

soleim@mctinc.jp(mct ソレイム)まで。
メールタイトルに「デザインスプリントの件」とご入力ください。



取材先:
株式会社資生堂 樋口さま、鈴木さま、福田さま、堀さま

取材:
ソレイム、池田、川合

どうもありがとうございました。



→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

Mayuka Soleim株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

Apr 15, 2018 12:59 mct 事例のご紹介:コンセプト開発

 

■ミニバンカスタマイズリサーチ~コンセプト開発

ホンダアクセス様(純正用品の開発、生産、販売メーカー)

 

サムネ-5

logo-2

 先方PJメンバーの方がフィールドワークを実施され、ミニバンカスタマイズの新価値仮説を開発。先方担当者を交え、その仮説をユーザーに提示し、検証や潜在ニーズを探っていく、コ・クリエーションユーザーリサーチを実施。これまでになかったミニバンのインサイトと潜在ニーズを獲得し、それらの情報から新しいミニバンの方向性、コンセプトを開発した。

 

■取組内容

・コ・クリエーションユーザーリサーチ

・分析共有セッション

・コンセプト開発セッション

 

■取組のプロセス

 

■活用

後に先方にてオデッセイを利用したプロトタイプモデルが製作され、東京オートサロン2018に出展。

 

IMG_5879-1IMG_5887-1オデッセイ・クロスクルーザー

 

※この記事は、ホンダアクセス様の許可を得て掲載しております。

 

Shuichi Jouriku株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

Feb 13, 2018 10:42 ミレニアル世代向けのミックスなSTAY、新しいホテルのかたちを体験してきました

表紙大-1.png

こんにちはデザイナーの川合です。

mctでは国内外含め、様々なプロジェクトが常に走っており
そうなってくるとメンバーの移動と宿泊も自然と多くなってきます。
そうした移動の多さは逆に言えば新しい体験をするチャンスでもあります。
(ちなみにメンバーによってはわざわざ毎日違うホテルを試す人もいるとか。)

今回はそうした新しいサービスを体験した時の模様を
レポートというかたちでお届けしたいと思います。

みなさんもお仕事やプライベートでホテルや宿泊施設は
様々な不満や、期待などあるかと思います。

ちょうど我々も今年の夏頃に観光地での滞在のあり方
に関するプロジェクトを行っていたため、
その時にも変わった滞在の体験が出来るような宿泊施設に
できるだけ泊まることのできるようなスケジュールを組んでいました。

今回お邪魔したのは
ザ・ミレニアルズ 京都
です。

d7264-42-982761-10

https://www.themillennials.jp/

以下、公式より
ミレニアル世代のためのライフスタイルホテル。世界で最も進化したポッド(カプセル)で女性でも安心。 充実したデザイナーズラウンジで料理や仕事など自由な時間を。ホテルともカプセルホテルとも違う新しい滞在体験をお楽しみください。

それでは、その時の潜入取材の模様をちょっとだけシェア出来ればと思います。

 

IMG_5671

場所は京都繁華街すぐ近くで、
東京で例えるなら新宿の歌舞伎町すぐに立地しているような印象です。
立地は抜群ですね。

IMG_5672


エントランスです。コンクリートむき出しの都会的な印象に大きな観葉植物がよく映えています。

IMG_5675

エレベータを上がるとラウンジがあります。
アメリカの西海岸的なインテリアのデザインが
よくあるビジネスホテル的なイメージとは真逆のおしゃれな雰囲気になっています。
ここは京都か?と一瞬とまどいます。

IMG_5674

受付でチェックインを行います。
ディスプレイの動画で基本的な説明をされます。
ルームキーは専用のiPhoneを渡されてアプリで室内のファシリティを操作可能です。
わかりやすい動画でフロント業務も削減されていてスマートです。
当然、字幕もついて外国人対応済み。
無駄のなさがとても心地よいです。

IMG_5676

部屋に行く前にラウンジでゆったり
外国人の観光客も多く、
飲み物を片手に談笑されている方がちらほら。
奥ではワークスペースでお仕事をされている方もいらっしゃいました。
備え付けの本棚のセレクションも建築やデザイン、ビジネスに関わるセレクションが光ります。 

IMG_5673

 

IMG_5677

ピクセル状のグラフィックを特徴としたデザインで
スペースのサインも洗練されています。

IMG_5678

iPhoneのケースをかざすと宿泊のフロアに入れます。
男性、女性でフロアが分けられています。 
ゴミ箱や備え付けの洗剤なども含めてすべてのものがきちんとディレクションされています。

IMG_5681

洗練されたインテリア、
落ち着いて静かな雰囲気です。

IMG_5680

こちらが宿泊スペースのスマートポッド
部屋というよりは優れたプロダクトデザインと言えるような、
機能的な収納や照明など細部のデザインも優れています。 

IMG_5683

渡されたiPhoneでベッドなども操作が出来ます。
ベッドは目覚ましでリクライニングも可能。
目覚める時間に合わせて、スマートポッド全体で照明とベッドの連携で
朝気持ちよく起きられる仕組みがありました。
宿泊客のニーズへの先回りが気持ち良いです。 

IMG_5687

ブラインドを下げて就寝、天井もそこまで低くはないので
既存のカプセルホテルほど狭い印象は受けません。 

IMG_5690

 

朝のラウンジ
備え付けのキッチンでコーヒーを入れている人もちらほら
朝から打ち合わせをしている人もいました。
外を眺めると京都の街が一望できます。

さて、今回はプロジェクトのついででの簡単な観察でしたが
いかがでしたでしょうか。 

ミレニアルズという名の通り、
ミレニアルズ世代の仕事と遊びが混じり合った
ミックス感のある機能性や価値観が
ちょうど自分自身のニーズにもフィットしており、
シェアオフィスを借りる時間と同じくらいの価格にも
とてもお得感がありました。

既存のビジネスホテルと異なり、
コワーキングスペースとしても使え、
昼と夜の顔を持つことで
宿泊以外でも収益源を持つ新しいホテルという
ビジネスモデル的にも新鮮な印象でした。

現在、宿泊業界では
価格の比較サービスのようなデジタルの波に
飲まれたことによる価格競争や、
airbnbなどのシェアリングサービスとの競合による
顧客ニーズの独自な体験へのシフトなどなど、
顧客視点でより明快なコンセプトの宿泊が求められている背景があります。

そうした背景で見たときにとても明快なコンセプトとデザインのホテルでした。
みなさんも京都にご宿泊の際はぜひ体験してみてください。
渋谷にもオープン予定だそうです。

mctではそうした顧客視点での
独自性の高い新しいコンセプト創出、新規サービスの検証のお手伝い
顧客経験・サービスのプロトタイピングをお手伝いしております。
お困りの際はお気軽にお問い合わせください。

9b2e805fab90d6e41bd6600d13297bb9

 

Keisuke Kawai株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

Nov 02, 2017 12:29 顧客視点で体験してみたくなる、CXデザイン事例

 新規事業立ち上げのお手伝いをする中で、プロダクトそのものよりも「顧客経験全体」を考えるためのサポートがmctでは増えてきました。新しい発想を促すために、海外や日本のホットな場所での新しい顧客体験をご紹介することも多々あり、今回はその中から選定した4つの事例をご紹介します。

bully2

 

●”私にぴったり”の体験ができるショップ

パリ伝説のビューティーアポセカリー「オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー」

各国から厳選された原材料で作られた芸術品のような美容製品が揃う美容薬局。クラシカルで洗練された代官山のショップでは、カウンター越しに薬剤師と調香師が迎えてくれる。体質や好みに合わせた提案や、 商品の箱にオリジナルの文字を刻印してくれるサービスにスペシャルな時間を過ごすことができる。

bully3

 

●増えています。メーカーが作る情報発信地

カフェ×コクヨ 文具好きさんに「THINK OF THINGS」

mctのオフィスもある原宿エリアにできたコクヨのライフスタイルショップ。クリエイターも多いことから「原宿で一番打ち合わせがしやすいカフェ」をめざしたカフェになっている。見れば思わず手に取りたくなる、一度はお世話になっているベーシックなコクヨの文具に囲まれて過ごすことができる。ライフにもワークにも刺激を与えてくれる空間。

thinkofthings

 

●非日常!目のつけどころが秀逸な観光サービス

ホームレス体験ができるホテル「FAKTUM HOTEL

ホームレス体験ができるスウェーデンのホテル。オンライン予約す ると、街の 10 カ所にあるベッド(橋の下、公園のベンチなど)のどこかが使えるようになる。一晩 10 ユーロ。収益はホームレスが売るための雑誌 Faktum の運営に利用され、ただの珍しい体験で終わらず、社会貢献にもつながる仕組みになっている。

FAKTUM

 

●最先端美容サービスはDNAレベルに!

新しい美容体験を提供する未来空間「U+」

遺伝子検査によって、パーソナライズされた化粧品を提案するサービス。その場でのDNA検査から個人のプロファイルを作成、化粧品を製作する。ロンドンの店舗では大型タブレットや独自の照明など未来感のあるインテリアとともに、博士号を取得している店員が最先端の科学を扱うドクターとしての応対をしてくれて、顧客経験を独自なものとしている。

GENEU

発想にインスピレーションを与えてくれる、ワクワクさせてくれるショップやサービス。ぜひ顧客視点で一度お試ししてみてください。リアルな体験を通じて何気なく感じたことがきっかけとなり、優れた顧客経験づくりにつながるかもしれません。

mctでは、「Experience Visioning」「デザイン言語開発」など、顧客経験全体を考え形にするお手伝いをしています。詳しいメニュー紹介は、サイトをご確認いただくか、お気軽にご相談ください。

メニューの一例)

顧客視点でのデザイン言語の開発と導入サポート
  • 顧客経験に基づいたコミュニケーションデザインの開発
  • 顧客経験に基づいたサービスデザインの開発
Saori Kameda株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

【タグ】 CX, UXデザイン, 事例,

Search検索

Categoryカテゴリー

過去のExperience Magazine

  • 米国マーケティング最新事情 / 瀧口範子
  • デザインテクノロジーの最前線 / 桐山孝司
  • 「本能」から人間を読み解く / 佐藤武史
  • 注目のクリエーターズボイス