
皆さま、こんにちは。
さて、いま世の中は「ウィズコロナ」の真っ只中にあり、多くの業務をリモートに移行している企業さまも多いのではないでしょうか。
mctでは、これまで対面でのワークを前提に提供させていただいておりました「カスタマージャーニー体験ワークショップ」を【オンライン版】としてリバイスし、この度リリースいたしましたので、お知らせいたします。
実際に顔を合わせなくてもオンライン上でカスタマージャーニーを通じての顧客視点の習得やワークショップ体験もできるお得なメニューになっております(本メニューでは、オンラインホワイトボード「miro」を使って実施いたします)。
対面での研修が難しくなって困っていた、オンラインでのワークショップって聞いたことがあるけどどうやるんだろう、等々、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
■「カスタマージャーニー体験ワークショップ」とは
マーケティング活動や商品開発を考える時、顧客の体験を可視化した“カスタマージャーニー“を起点に考えることは、非常に重要かつ有益です。なぜなら、“カスタマージャーニー“には顧客の隠れたニーズ、つまり企業としてのチャンスが、まるで宝箱のようにたくさん眠っているからです。
「“カスタマージャーニー”は聞いたことがあるけど、実はよくわからない」
「一度作ってみたけど、うまく活用できていない」
「カスタマージャーニーからどうアイデアを出していいのかわからない」等々で
お悩みの方や勉強したいという方に向けて、オンライン版の2つの体験ワークショップメニューをご用意いたしました。
メニュー1: 一般企業さま向け
「初めての投資」についてのジャーニーマップワークショップ【オンライン版】
一般ユーザーが株式購入を考えるきっかけや、購入し運用に至るまでの悲喜こもごものジャーニーをたどりつつ、未知の世界に挑む彼らが抱える課題や困りごとを理解しながら、顧客視点を学べるワークショップです。
顧客視点になることの重要性や、顧客理解のためのmctメソッドを紹介するレクチャーに加え、ユーザーが抱える課題や困りごとを解決するためのアイデア開発までを短時間で体験できるお得なメニューです。
◇ワークショップアジェンダ:
1:インタビュー映像を見ながらペルソナを読み込む
2:ペルソナに起こった出来事と気持ちを考える
3:感情曲線を検討する
4:ペルソナがなりたい状態、気持ちを想像する
5:ペインポイントを解決するアイデアを出す
6:アイデアの共有
7:まとめ・質疑応答
※オンラインホワイトボード「miro」に関する簡単なレクチャーも実施
■初めての投資ペルソナ
■初めての投資ジャーニーマップボード

メニュー2: 製薬会社等ヘルスケア企業さま向け
「うつ病患者さん」のジャーニーマップワークショップ【オンライン版】
うつ病患者さんの発症から初診~治療、そして社会復帰に至るまでのジャーニーをたどりつつ、彼らが抱える課題や困りごとを理解することで、患者さん視点とは何かを学べるワークショップです。
顧客視点になることの重要性や、顧客理解のためのmctメソッドを紹介するレクチャーに加え、患者さんが抱える課題や困りごとを解決するためのアイデア開発までを短時間で体験できるお得なメニューです。
◇ワークショップアジェンダ:
1:ペルソナを読み込む
2:ペルソナとジャーニーマップのリンクを確認する
3:ペルソナの感情曲線を描く
4:ステージごとにゴールを出す
5:ギャップ(顕在/潜在)と改善アイデアを考える
6:アイデアの共有
7:まとめ・質疑応答
※オンラインホワイトボード「miro」に関する簡単なレクチャーも実施
■うつ病患者さんのペルソナ

■うつ病患者さんのジャーニーマップボード

実施条件(2メニュー共通)
■人数:15名まで(4~5名で1チーム想定、最大3チームで実施。もちろん少人数でも可)
■実施時間:2~3時間程度を想定
■費用:1チームあたり80,000円(システム使用費、準備費含む)
■オンラインホワイトボード「Miro」を使用 https://miro.com/
※体験メニューですので、カスタマイズはできませんのでご了承ください
■お問い合わせ先

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- Koji Hodono株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

マーケティング活動や商品開発を考える時、
顧客の体験を可視化した“カスタマージャーニー“を起点に考えることは、非常に重要かつ有益です。
なぜなら、“カスタマージャーニー“には顧客の隠れたニーズ、
つまり企業としてのチャンスが、まるで宝箱のようにたくさん眠っているからです。
この度、mctでは
「“カスタマージャーニー”は聞いたことがあるけど、実はよくわからない」
「一度作ってみたけど、うまく活用できていない」
「カスタマージャーニーからどうアイデアを出していいのかわからない」等々で
お悩みの方や勉強したいという方に向けて
『いまさら聞けないカスタマージャーニーの使い方』をテーマにした
セミナーをご用意しました。
本セミナーでは、レクチャーのほか、
「カスタマージャーニーマップ」を使って問題をより創造的に捉えることを可能にする
「ギャップファインディング」という手法などもワークショップ形式で体験していただけます。
ぜひご参加ください。
※申し訳ございませんが、定員に達しましたのでお申込みを締め切らせていただきました。
たくさんのお申込みありがとうございました。またのご参加をお待ちしております。
→ セミナーについてのお問い合わせは こちら
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- Koji Hodono株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

マーケティング活動や商品開発の現場において、
たとえば、朝ドラ「まんぷく」の主人公のように天才的なアイデアマンが1人いれば、
即席ラーメンのような後世に残るような大ヒット商品が生まれるわけですが、
そんな天才とはなかなか出会えない、という場合でもご安心ください。
顧客の体験を可視化した“カスタマージャーニー“を起点に
マーケティング活動や商品開発を考えることは、
1人の天才のポテンシャルに負けないくらい非常に重要かつ有益です。
なぜなら、“カスタマージャーニー“には顧客の隠れたニーズ、
つまり企業としてのチャンスが、まるで宝箱のようにたくさん眠っているからです。
この度、mctでは
「“カスタマージャーニー”は聞いたことがあるけど、実はよくわからない」
「一度作ってみたけど、うまく活用できていない」
「カスタマージャーニーからどうアイデアを出していいのかわからない」等々で
お悩みの方や勉強したいという方に向けて
『いまさら聞けないカスタマージャーニーの使い方』をテーマにしたセミナーをご用意しました。
本セミナーでは、レクチャーのほか、
「カスタマージャーニーマップ」を使って問題をより創造的に捉えることを可能にする
「ギャップファインディング」という手法などもワークショップ形式で体験していただけます。
※申し訳ございませんが、定員に達しましたのでお申込みを締め切らせていただきました。
たくさんのお申込みありがとうございました。またのご参加をお待ちしております。
→ セミナーについてのお問い合わせは こちら
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- Koji Hodono株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

こんにちは、mctの小幡です。
先日2月9日(金)に弊社グループ会社のDCD主催セミナーで「活用できるカスタマージャーニーのつくり方~ギャップファインディングというアプローチ」と題して、レクチャー&ワークショップを実施しました。
30人ほどご参加いただいたDCDのお客さまの積極的なご参画のおかげで、大盛況のうちに4時間のプログラムを終えることができました。終了後のアンケートに目を通しますと、カスタマージャーニーの在り方を考えていただく、よい機会にしていただけたようです。
何らかの気づきを得ていただいたお客さま
「"ギャップを理解する"という発想がなかったので、ギャップを生かしたアイデアや、仕事をしていきたい」
「"暗黙の前提を考える"というアプローチは、今の業務をあらためて見直すいい機会かと思った」
自分の仕事で実践してみたいと思っていただけたお客さま
「ペルソナ、カスタマージャーニーは有効な手法と思いつつ実践できていなかった。今後は実務に活かしていきたい」
「顧客目線の商品開発が求められている中、このセミナーで学んだことは活かせるなと思った。自分でもカスタマージャーニーを作成したいと思った」
「自社のフローに置きかえてカスタマージャーニーを作成してみたいと思いました」
自分で制作したカスタマージャーニーの在り方を見直せたというお客さま
「ちょうど仕事でカスタマージャーニーを制作していたところで、自分がやっている事に疑問があったが、いろんな方のご意見、考えを聞けてよかった」
このブログをご覧の皆さまは、カスタマージャーニーを作られたり、使われたりしたご経験をお持ちでしょうか?
「革新的な製品・サービス改善に取り組むことができた」という方もいらっしゃれば、「実際につくってみて現状のジャーニーを可視化できたものの、なかなか活かしきれなかった」という方もいらっしゃるかもしれません。
より活用できるカスタマージャーニーの基本的なポイントとしては、下記の3点が挙げらると思います。
【ポイント1】マップ活用の目的は明確か?
マップを使って、誰に、どんな行動をしてもらいたいか?(どんな結果をもたらしたいのか?)
【ポイント2】マップのコンテンツは必要十分か?
目的を達成するために、マップにはどんな情報が必要か?(伝えたい内容は何か?)
【3】マップの表現方法は適切か?
マップを見る相手に、直感的にわかってもらえるか?(相手の立場・能力、状況に合っているか?)
コミュニケーションを機能させるための基本的なポイントではありますが、上記ポイントを意識してジャーニーマップを作成するだけでも、活用の幅はぐんと広がると思います。では、カスタマージャーニーを「現状の可視化ツール」として利用するだけに留まらず、顧客自身も気づかない潜在的なニーズを満たすアイデア開発に利用するためには、何が必要なのでしょうか?
私たちは、顧客や企業、あるいは顧客と企業双方にある「ギャップ(=暗黙の前提)」に着目してみることが重要と考えています。
「ギャップ(=暗黙の前提)」を認識し、疑うことは、カスタマージャーニーの在り方を捉えなおすことに繋がります。
その結果として、問題解決の視点が広がり、顧客体験プロセスを創造的に改善するための“着眼点”を持つことができれば、活用の幅も、アイデア開発の次元も大きく変わってくることが期待できます。
さまざまなデザインリサーチ手法をご提供しているmctのメソッドのひとつ「ギャップファインディング」は、顧客体験の深い理解と、顧客自身も気づいていない潜在的なニーズを満たすアイデア開発を支援します。

「ギャップファインディング」とは?
「ギャップファインディング」は、カスタマージャーニーマップを使って、問題をより創造的に捉えることができるサービスです。顧客と企業の両方が持っている「バイアス(暗黙の前提)」と「顧客が無意識に求めている本当のゴール」とのギャップを明確にすることで問題解決の視点を広げ、顧客体験プロセスを創造的に改善するための「着眼点」をアウトプットします。
このような方におススメ
◎課題解決のための視点を広げたい。
◎このところのリサーチでは、ありきたりなインサイトや、似たようなアイデアしか出てこない。
◎これまでとは違う視点でユーザーの課題を捉えたい。
mctでは、具体的なテーマを通じて「暗黙の前提」を紐解いていく《ギャップファインディング体験ワークショップ》というサービスもご準備しています。ご参加いただくと、テーマに関して具体的にどのような「暗黙の前提」があるのか、よくご理解いただけると思います。
ワークショップの資料もご用意していますので、ぜひお問い合わせください。
◆お問い合わせ・資料請求はこちらから◆
http://mctinc.hs-sites.com/Gapfinding_Insight
◆カスタマージャーニー事例:オルビス様/顧客経験向上のためのジャーニーマップ開発WS◆
http://ux.daishinsha-cd.jp/blog/orbis
◆過去のブログ記事:ギャップファインディング関連のmctブログ◆
http://mctinc.hs-sites.com/blog/topic/ギャップファインディング
株式会社mctとは
適切なメソッドを、適切な使い方でご提供することで、
イノベーションのお手伝いをするデザインコンサルティングファームです。
mctのご提供するメソッドは大きく「機会を見つける」「人々を理解する」「インサイトを獲得する」「アイデアを生み出す」「経験をデザインする」の5つに整理できます。特に重要視しているのは「インサイトを獲得する」ためのメソッドです。
一般的に“インサイト”と言われているものの多くは、データ(現実の断片)を、そのまままとめた「情報レベル」であったり、既知の視点から得られた「知識レベル」にとどまっています。優れたインサイトを導き出すには、これまでとは違う視点で現実をリフレームし、「理解」することが重要です。
mctのインサイト調査では、様々な現実理解の方法を組み合わせて、未来へのインパクトを持った“インサイト”を導出します。
http://www.mctinc.jp/methods/

- Tomo Kobata株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー

こんにちは、mctデザインインサイトユニットの小幡(こばた)です。
mctでは、さまざまな業界のプロジェクトをお手伝いさせてもらっていますが、ヘルスケア領域のプロジェクトに携わることも少なくありません。
ところで先日、デスクワークの最中にアクビが止まらなくなりました。「あれ?昨日は早く寝たのになあ。逆に寝すぎたかな?」などと考えていたら、しばらくすると「ズキズキ」と偏頭痛のお出ましです。調べてみると、偏頭痛の前兆としてアクビが止まらなくなることがある模様。ふと外を見ると、雨が降りそうな曇り空だったので「気圧が下がってきたこともあって偏頭痛が出てきたのかな?」とか、気づけば朝から休憩なしでパソコン作業に没頭していたので「目の神経が疲れて頭痛を引き起きしてるのかな?」など、過去に偏頭痛を感じた際に調べたことや自身の経験から、いろいろと偏頭痛の原因を探しはじめています。そうこうしているうちに、偏頭痛が「ズキンズキン」とレベルを増してきたので、原因探索より「この症状をなんとかしたい」と考えました。
こんな時、皆さんはどんな解決策を考えますか? 手軽な順番ですと、こんな感じでしょうか。
[1]頭痛に効く“ツボ”を押す
[2]市販の“頭痛薬”を飲む
[3]“病院”に行く
僕の場合、頭痛の常備薬は持っていませんし、偏頭痛で病院という発想には至らないので、[1]のツボ押しを試します。少しでも頭痛が緩和することを期待しながら、ネットで「頭痛 解消 ツボ」と検索。ツボを押すことで頭痛がまったくなくなるとは期待していませんが「少しでもラクになれたら」という気持ちで首の後ろの天柱・風池を押しながら[2]と[3]を選ばない理由を考えてみました。
[2]の頭痛薬を飲まない理由は「すぐ収まったり、軽い頭痛では薬は飲みたくない」との考えからです。その背景に「飲みすぎると効かなくなるかも?」という懸念もあり、「痛い!!もう無理だ!!!」というレベルになるまで、僕の場合は選択肢に挙がりません。(「薬を買いに行く」というハードルもあります)
[3]の病院受診に至っては、よっぽど症状が長引いたり、尋常ではない痛みだったり、頭を打ったなど他の不安がない限り、選択肢にも挙がらないでしょう。その背景には「病院を受診すべき症状(この症状が出ていたら受診する)や、そのレベル(この症状が一定時間以上続けば受診)等がわからない」ということがありそうです。偏頭痛のような、いわば「ありふれた(と思い込んでいる)症状」の場合、「こんな軽い症状で受診するのは気がひける」といった発想になりがちなのかもしれません。
そう考えると「病院を受診する」というアクションに移る手前には、自分でも深く意識はしていない「暗黙の前提」があるのかもしれません。僕の頭痛の場合だと、例えば「医師が見て“あきらかにおかしいと思える症状”がなければいけない」とか「自分の症状をきちんと医師に説明できないといけない」などでしょうか。
病院というヘルスケアサービスにおいて、患者さんは、どのような知識や経験を以って、どのように考えて、受診を決意したり治療に臨んでいるのでしょうか? その中で、どのようなことに困ったり、不安を覚えているのでしょうか? 患者さんの「自分自身の思い込み(思考のフレーム)」や「意識して期待していること」、「こうだったらいいけど無理だよね、と諦めつつも期待していること」、「自分でも端から諦めて期待すらしていないこと」などを可視化できると、これまでとは違った解決策が出てくるのかもしれません。
mctでは、ギャップファインディングというサービスをご提供しています。
頭痛ではありませんが「うつ病」をテーマにして「暗黙の前提」を紐解いていく《ギャップファインディング体験ワークショップ》というサービスもご準備しています。参加していただくと、うつ病に関して具体的にどんな暗黙の前提があるのかよく理解できると思います。ワークショップの資料もご用意していますので、ぜひお問い合わせください。
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◆ギャップファインディングのお問い合わせ・資料請求はこちらから◆
http://mctinc.hs-sites.com/Gapfinding_Insight
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追伸
結局、頭痛は収まらなかったのでドラッグストアで買った頭痛薬を飲むことで解消しました。[1]を諦めて[2]を選択した僕の頭の中には、どのような期待や不安があったのでしょうね?

- Tomo Kobata株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー