ZMET® のグローバルパートナー
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長きに渡り、mctの良きパートナーであるオルソン・ザルトマン社を始めとする、各国のパートナー(ZMET認定)が集結し、先日グローバルセッションを行いました。
今回のグローバルセッションでは、以前mctで実施したマルチクライアント型の調査「シンプル」に関しての共有の場を頂き、改めて「シンプル」に関する思いや気持ちに対するレポートに目を通す重要な機会となりました。
他国では、まだ実施の少ないマルチクライアント型のZMET調査ですが、mctでは過去3回に渡り実施し、業界を超えたインサイトの共有、また他業界とのコラボレーションアイデアに繋がったりと、1社では得られない価値を参加企業の方々に感じて頂く事ができました。
◉ マルチクライアント型ZMET調査:複数のお客様参加による協働型で「ZMET法」を体験できるプロジェクト
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今回のグローバルセッションでも「シンプル」のZMET調査から得た深いメタファーとインサイトに、ブラジルやフランスのパートナーから強い興味が注がれました。中には、レオナルド・ダビンチの名言「シンプルとは究極の洗練である」を引用する人や、シンプルとミニマライゼーションの関係性に焦点を当てたりと、熱い議論と同時に、多くの称賛を頂きました。
このように、私たちZMETのグローバルパートナーは、クライアントの世界を一変するようなインサイトを提供できるよう、その関係を単なるビジネスパートナーに留める事なく、お互いを教師と見なし、各国で実施したリサーチから得る多様な視点を共有しています。
そして、従来のリサーチを超え、クライアントのビジネス課題に対するより深いインサイトを明らかにし、より大きな成果をもたらすことにフォーカスしています。
Q.コンビニエンスストアはどのようにしてあなたのアーティスト性を引き出すことができますか?
Q. ERの医師の心に恐怖を与える1つのこととは何ですか?
このような、意識レベルでは答えられない質問に、ZMETで答えていきます。
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ZMET ▶︎ 無意識のうちに形成している深い感情や考えを捉える
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通常、人は自分の行動の理由を意識することなく生活しています。ZMETのインタビューは、
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そのように消費者の行動を無意識のうちに形成している深い感情や考えを探るために用います。
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そして、インタビュー対象者に事前にテーマに対する自分の "考えや感情を表す画像" を収集してもらい、
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それらの画像をもとに、ZMETの認定インタビュアーが探求をし、消費者の無意識の領域にある
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ディープメタファーから、消費者の選択を左右する無意識の構成要素を言語化し、
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消費者に選んでもらえる商品やサービスを生み出す戦略に活かしていきます。
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- ▼ 具体的な方法や事例ついては追って送り致します。お楽しみに ♪

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- これまで欧米の先進企業において積極的にZMETは採用されておりますが、
- 日本では、国内唯一のZMETライセンス企業としてmctがZMET調査を実施、
- 深いインサイトをご提供しております。
- 詳細に関しましては、いつでもお気軽にお問い合わせください。

- Shoko Strang株式会社mct カスタマーサクセスアソシエイト

こんにちは、CXチームの渡邉です。
最初の緊急事態宣言から約一年が経ちましたが、みなさまお変わりなくお過ごしでしょうか。mctではほぼフルリモート体制の中、クライアントの皆様ともオンラインワークをメインに様々なプロジェクトを推進しております。
以前のブログ「PLAYFUL miro BOARD - オンラインでの共創をよりクリエイティブに!-」にて、オンラインワークショップをより楽しく行う工夫についてご紹介させていただきました。今回は長期的にプロジェクトを進めていく際に私たちが行っていることについて実際のプロジェクトボードと合わせてご紹介します!
■デジタルツールを使い分けてコミュニケーションを円滑にする■
私たちは普段slack、zoomを使ってコミュニケーションをとっています。社内利用だけでなく、クライアント様とのやりとりでもこういったツールを使ってコミュニケーションをとることが多いです。チャット形式で気軽にやりとりができるので、もうこのツールなしではオンラインコラボレーションは成り立たないですね…。
slackは日々の連絡用のツールだけでなく、オンラインインタビューにおける連絡手段としても使ったりすることもあります。

インタビュー時のバックヤードでのやり取り。各インタビュー回ごとにスレッドを作りzoomで対象者に話を聞きながら、slackでインタビュー視聴者とやりとりを行ったりします。
■リサーチ内容をリアルタイムに共有する■
プロジェクトの始めでは情報収集行うことが多いです。オンラインホワイトボードツールmiroを使ってテーマに関する記事を集めたり、イメージボード作ってみたり、参考資料を貼り付けしたりと、あらゆる情報をmiroにまとめて管理しています。
このような非同期的なワークでメンバー各自が集めた情報を効率的に可視化し、分類することで、次のステップに向けた仮説を立てるのに役立ちます。
好きなメディア、良いと思ったプロモーションの方法についてメンバーでまとめたときのもの。各自が自由にぺたぺた貼っていっています。
■リサーチしながら分析する■
最近ではオンラインインタビューでユーザー調査を行うことが多いですが、インタビューメモをとったり、分析したりするワークもmiroで完結させることが増えてきています。インタビューの後にプロジェクトメンバーでデブリーフィングを行い、miro上の情報を見ながら次のインタビューの進め方について話したり、重要な気付きや方向性についてディスカッションを行っています。
miro上にインタビューに関する情報がすべて詰まっているため、リサーチと分析をほぼ並行して行うことができ、クイックにリサーチ⇔分析のサイクルを回すことができています。

miroボードにインタビュー対象者のプロフィール基本情報の資料、インタビューメモ、気付きのポストイットからの分析ワークまで全ての情報を置いています。
■アイデアを出す→俯瞰する■
分析ワークが終わったらアイディエーションワークです。こちらの画像は実際のプロジェクトにて社内メンバーでネクストステップに向けたアイデア出しに使ったボードです。ポストイットでとにかくアイデアを出してみて、その後アイデアを俯瞰して見て全体的な方向性を検討しています。miroボードは無限に広がる空間の中にあるホワイトボードなのでアイデアも無限に広がっていきますね。

アイデア出しはポストイットワークだけではありません。実際に手を動かして書いてみたり、スキャンした画像を貼ってデザインを検討したり、様々な方法でアイデアを共有しています。画像は昨年自社プロジェクトで行ったMaking New Things 〜アフターコロナ・ビジョニングのプロジェクトにて、プロジェクトロゴを社内で検討したプロセスの一部になります。左から順に追っていくとどのようなプロセスでロゴができたのかが何となくイメージできるかと思います。




■miroをオンライン上のプロジェクトルームとして活用する■
様々なコラボレーションワークのボードを見ていただきましたが、それぞれのフェーズでのワークの内容を1つのmiroボードに残すことで、プロジェクトにおける一連の議論の流れや推移を俯瞰視することができます。今までのワークを見返すことで新たな気付きが生まれたり、プロジェクト初期では盲点だったところも後の振り返りで理解がしやすくなります。

実際の案件で使用したmiroボード。約5ヶ月の期間で、様々な情報、アイデアが集約されていきました。
■プロジェクトで得たナレッジをアーカイブ化し、蓄積・データベース化■
mctではmiroだけでなくNotionなど様々なツールを用いながらプロジェクトの進行に合わせて情報をまとめています。オンラインツールの良いところは、情報をデータベース化できる点です。関与者への共有も簡単ですし、ユーザー発話やデスクリサーチにリンクを作っていきファインディングの整理やインサイト構築も共同で作業が可能になります。

■さいごに■
今回は、ほんの一部でしたが私達が日々行っているオンラインコラボレーションの方法・ポイントについてご紹介しました。まだまだ落ち着かない日々が続きますが、これからもオンラインの良さを活かし、クリエイティブなプロジェクトを作っていきたいと思っています。mctではデザインリサーチからアイディエーション、プロトタイピング検証まで一気通貫のプロジェクトを数多く行っております。オンラインコラボレーションやプロジェクトについて興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。

また現在、オンラインでのプロジェクト進行について、カジュアルな相談会のお申し込みを受け付けております。
・オンラインプロジェクト推進でお困りの方
・インサイトを基にしたアイデア開発をしたい方
・デザインリサーチ〜アイデア創出のプロジェクトに興味のある方
は是非こちらよりお問い合わせください。
先着5名(担当者)様とさせていただいておりますのでお早めにお申し込みいただければと思います。
※定員につき、募集は終了しました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
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- Michiru Watanbe株式会社mct エクスペリエンスデザイナー
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コロナ渦の中、これまで海外で仕事をされていた方々の中には、情報収集の手段が限定的になったり、今までよりも成果の達成に時間がかかってしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
mctは、以前よりリモートで海外の情報を得るために様々な手法(詳しくは下記参照)を提供しております。
また、mctのグローバルデザインチームには、アメリカ、中国、スペイン、ベトナムのメンバーが在籍しており、日本語、英語、スペイン語、イタリア語、中国語、ベトナム語での対応が可能です。それ以外の言語についても、現地や日本のパートナーによりカバーされています。
チームメンバーの紹介や簡単な事例を資料にまとめましたので、以下よりダウンロードしてご確認ください。
[資料ダウンロード] Global design team のご紹介

多国籍で様々なバックグラウンドを持つメンバーとのディスカッション、アイディエーションをすることで、言語の枠を超えてインサイトを特定し、アイディア発想を引き出すことが可能になります。
ご興味のある方は、どうぞお問い合わせフォームよりお気軽にお問い合わせください。
●Benchmark research
海外の企業がどのようにビジネスを展開しているのか調査し、比較することで自社のビジネス展開のヒントを得ることができます。例えばエクスパートインタビューでは、大企業のエグゼクティヴクラスのエクスパートにリーチすることが可能です。他社企業の部門構造/ナレッジマネジメントのシステム/MVPの手法などを知ることができます。またインタビュー結果にmctの解釈を加え、クライアント内で有効活用いただける資料を提供します。
●Trend research
海外のトレンドをSNSや海外記事を通じて収集します。集めた情報はNotionで共有し、デイリーにアップデートして、調査の方向性をクライアントと話し合いながら調整をしていきます。期間は1週間から、年間での契約も可能です。年間契約の場合は、データのストック方法も各社にあわせてデザインします。また収集した情報にmctの見解などを加え、クライアント内で有効活用いただける資料を提供します。
●ストリートインタビュー
現地のパートナー(フォトグラファー/デザイナー)が路上で人々の写真をとり、インタビューをします。
●リモートユーザーリサーチ
複数の国で同時にユーザーインタビューを実施し、比較して分析します。リモートでより効率よくデータを収集するために、事前課題としてセルフドキュメンタリー、日記などを使います。
●海外企業やユーザー、パートナーとのアイディエーション
海外企業やユーザー、パートナーとのセッションを設定し、ファシリテーションをmctが実施します。ツールはMiroなどを利用します。Miroのデザインはセッションに応じてmctがフレームワークをデザインします。
●リサーチ結果の可視化
デスクリサーチやインタビューで得られた情報を、メンバーで共有しやすくするため可視化します。
ペルソナ/ジャーニーマップ/エラスマップ(トレンドの歴史をたどるマップ)/トレンドマトリックス(収集したトレンドデータの分析)
●トレーニング
海外/国内の海外メンバーやパートナーにカスタマーエクスペリエンスデザインのレクチャーをすることが可能です。
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- Shiho Ishihara株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー

Playful NetWork(プレイフル・ネットワーク)は、従業員の働きがいの向上とそれを通じたイノベーションの実現をすることを目指して、2019年にmctが立ち上げた参加型コミュニティです。https://www.facebook.com/groups/PlayfulNetWork

昨今のビジネスの世界は、コロナパンデミックを経てこれまで以上に複雑で不確実になり、未来を予測することが難しくなってきています。そのような環境下で重要なのは、製品や事業そのものではなく、それらを生み出す組織のあり方です。従業員一人一人が働きがいと自主性を持って集うような組織づくりが、結果として長期的なビジネスの成功につながると考えられるようになりました。
Playful NetWorkでは、これまでのチームのあり方や従業員の働き方を見直し、より良い従業員経験をデザインすることで、「組織づくり」のアプローチからビジネスの長期的成長を実現することを目指しています。主な活動として、組織開発支援に関するプログラム開発やイベントを通じた研究活動などを行なっています。

今後もこれからの組織づくりに関わるさまざまな情報発信を続けていきますので、組織変革やチームづくりなどにご関心のある方は、ぜひPlayful NetWorkのfacebookグループにご参加ください。
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- Akihiro Yonemoto株式会社mct
エクスペリエンスデザイナー/ストラテジスト

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