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6 22, 2021 01:00 Blog|書籍紹介『プレイフル・シンキング[決定版]』働く人と場を楽しくする思考法

書籍紹介「プレイフル・シンキング決定版」

こんにちは、mct 組織デザインユニットの景山です。

今回のブログでは、上田信行先生の著書『プレイフル・シンキング【決定版】』の紹介をいたします。

プレイフル・シンキング[決定版]: 働く人と場を楽しくする思考法
プレイフル・シンキング[決定版]: 働く人と場を楽しくする思考法
Posted with Buyer at 2021.06.21
上田信行
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プレイフル・シンキングのコアスキルのひとつ:メタ認知

こちらの書籍は2020年8月に出版され、PLAYFUL NetWorkでも、2020年11月に出版記念イベントを実施しました。

上田先生ご自身による著書とイベントの紹介動画

https://vimeo.com/468511767

https://vimeo.com/470114851

https://vimeo.com/472154284

 

動画では、上田先生はまず仕事における“プレイフル”を、「仕事に真剣に取り組んでいるときに感じる、ドキドキワクワク感」と定義します。そして、プレイフルのコアコンセプトとして、「playful jump(頭ひとつ分飛び出してチャレンジする)」、「playful clash(成長的マインドセットを持って、様々な状況と衝突し、新しい世界を楽しむ)」、「playful outlet(即興的に状況と対話し、仕事の意味をできる限り言語化することで、わかるといった状態になる・わかり直し続ける)」の3つを挙げます。

3つ目の、状況と対話する際に鍵となるのが「メタ認知」、つまり「状況を俯瞰的に把握し、その気づきや言語化を通して自分の可能性を拡張していくこと」(P.53)です。メタ認知を行うことで、自分を取り巻く状況を冷静に・客観的に把握し、状況に応じて振る舞いを変えたり、自分の可能性に気づいて仕事に見通しを立てられたりできるようになります。思考をメタレベル(高次のレベル)へ引き上げることで、全体像を理解したり物事の本質を探ったりできるので、よい学びにつながるのですね。上田先生はメタ認知を、プレイフルに働くためのコアスキルに掲げられています。

mctはこう読んで実践しています

出版後も、上田先生とお話する機会を定期的に持たせていただいていますが、先生の中でも「メタ認知」や“プレイフル”に対する認識が絶えずアップデートされていて、私たちも話しながら非常に多くの示唆と刺激を受けています。そして自分たちの日々の仕事をどうすればプレイフルにできるか、真剣に楽しみながら試行錯誤しています。「どのようにすれば、メタ認知を使いこなせるようになるか」の実践については、今の気持ちや心配事をノートに書き出したり他の人に話したりすると、うまくいくような気がしています。そういえばオフィスに出社していた頃は、帰り道で脳内セルフインタビューという名の反省会を開いたりもしていました。言葉にして外部化することで自分の気持ちを客観視できるし、どんな形であれ外に吐き出すとなんとなくスッキリします(笑)。他の人に話すときに「悩みなんか話して嫌がられないかな」と思わなくていいこと(心理的安全性が確保されていること)も大事だと思います。

25日のセッションにご期待ください!

25日のオンラインミートアップ「Future Work Styling!」では、上田先生・松下先生・田中先生の3名がトークを行います。上田先生の最新アップデートはもちろん、3名のセッションでどんなclashが起こるか、とても楽しみです!

Future Work Styling!の概要は以下からPDFのダウンロードをお願いいたします。Future Work Styling!概要PDFダウンロード

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Satoshi Kageyama株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

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