BLOG

Dec 02, 2021 04:06 Blog|ローカリゼーションへの投資対効果を高めるには?

blog@4x (2)

弊社のグローバリゼーション戦略パートナーであるCSAリサーチの調査によると、多くの企業が、自国内のマーケティングやセールス、カスタマーサポートと比べて、海外では同様の活動が十分に展開できていません。海外での売上やマーケットシェアを踏まえるとローカリゼーションに追加費用を出せない。そんな側面があるのかもしれません。
しかし、ローカリゼーションへの不十分な投資が、低い売上やマーケットシェアをもたらしてしまっている。そう考えることもできます。過去の実績だけで判断することは、大きな機会をみすみす逃してしまうことにもつながりかねません。

CSAリサーチのレポート”ROI of Customer Engagement”では、データに基づいて合理的にローカリゼーションへの投資を行う9つのステップを紹介しています。

ステップ1:製品別、国別の収益データを収集する
ステップ2:各国・各言語へのローカリゼーションのコストを把握する
ステップ3:ローカライズしない場合に発生するコストを分析する
ステップ4:各国・各言語のローカリゼーションの年間コストを算出する
ステップ5:ビジネス要件を踏まえて、各国・地域で獲得可能な市場サイズ/収益を想定する
ステップ6:想定した市場サイズ/収益と、実際のデータを比較し、検証する
ステップ7:検証結果を、自社の目的・ゴールと一致させる
ステップ8:優先順位をつけ、ターゲットにすべき国や地域、顧客を設定する
ステップ9:すべてを測るのではなく、重要なことを測り続ける



展開すべき国や地域、言語を決め、投資を適切に行うには、その判断をするための指標を決め、それを証明するデータを蓄積しなければなりません。CSAリサーチのアナリストは、9つのステップを実行することで、業界を問わずローカリゼーションの投資対効果を高めることができるとしています。
CSAリサーチのレポート”ROI of Customer Engagement”では、9つのステップの具体的な進め方やポイントに加え、認知、検討、購入という顧客ライフサイクルの各ステップで、ローカリゼーションを通じてエンゲージメントを高めるためのポイントも紹介されています。
に役立つものになると思っておりますので、ご興味ある方には是非使ってみていただきたいと思います!

9つのステップ

CSAリサーチの「リサーチ&アドバイザリーforローカリゼーション」は、グローバルマーケティング/ローカリゼーションを推進するご担当者様が、今回ご紹介した”ROI of Customer Engagement”を含む約500本のレポートをご利用いただける年会費制のサービスです。

ご興味・ご関心をお持ちになられた方は、お気軽にご連絡ください。
また、12月9日にはCSA リサーチのCEOおよびシニアアナリストを招いての
オンラインイベント「日本企業におけるグローバリゼーションの機会とリスク」を開催します。

以下イベント申し込みページより詳細ご確認の上、ぜひご参加ください。

https://mctinc.hs-sites.com/csa-research-event




→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

→ 内容に関するお問い合わせはこちらからお願い致します。

Yuji Kuwayama株式会社mct DX ビジネスデザイン ディレクター

【タグ】 グローバル, CSA Research,

Nov 30, 2021 04:02 Blog|12.17(fri)Playful NetWork オンラインMeet Up 開催のお知らせ

211217イベント案内_1

こんにちは、mct 組織デザインユニットの景山です。

このたび12月17日(金)に、mct 組織デザインユニットがホストを務めるコミュニティ、Playful NetWorkのオンラインMeet Upを開催いたします。

Meet Upのテーマは、『Future Team Learning! 「状況的学習(Situated Learning)」でチームの学びを最大化しよう 』。今回は、20年にわたり認知科学の領域でフィールドワークを行ってこられた、東京都市大学メディア情報学部教授の岡部大介氏をゲストにお迎えします。岡部氏の直近の著書『ファンカルチャーのデザイン』では、推しにハマる“腐女子”や“コスプレイヤー”の観察と、彼女らと行動を共にした体験の記述から、有用性や効率性だけを追求するのではなく、自らの喜びのために探求し、周囲の人とシェアすることによる共愉的な関係の中でおこる学びについて、そのヒントを得ることができます。

今回のmeet upで特にトークテーマとして取り上げたいのが「状況的学習(Situated Learning)をいかにビジネスシーンに活用できるか」。状況的学習とは、知識を受動的に記憶するような学習スタイルではなく、人々の関係性の中で、そこに参加する人やモノなどの相互作用の中でおこる学びのことを指しています。これからの創造的なチーム学習を加速するために必要なマインドセットや、取り組み事例についてもご紹介します。

皆様のご参加をお待ちしております!

参加お申し込みはこちらから



→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

→ 内容に関するお問い合わせはこちらからお願い致します。

Satoshi Kageyama株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

Nov 30, 2021 09:18 Blog|CSA Researchとの提携に関するお知らせ

Facebook

この度、mctは日本企業のグローバル成長と、海外企業の日本での市場開拓を支援するため、包括的なグローバリゼーション調査およびデータサービスを提供しているCSA Researchと提携しました。このパートナー提携により、海外での事業拡大および成功を視野に入れている日本企業は、以下のテーマについて、mctとCSA Researchが提供する知見・インサイトに裏打ちされた施策の立案・推進が可能になります。

· データに裏打ちされたグローバルマーケティング戦略/ローカリゼーション戦略
· ステップバイステップでのグローバリゼーション能力の向上と持続可能な管理
· グローバルマーケティング/ローカリゼーションのデジタル変革
· 現地の顧客ニーズをとらえた製品・サービスの開発・改良
· 現地の顧客ニーズをとらえたカスタマーエクスペリエンスの改善

CSA ResearchのCEO、Tahar Bouhafsは次のように話します。「当社の包括的なグローバリゼーション調査レポートおよびデータサービスは、日本のグローバル企業にとって価値のあるものです。こうした情報を活用すると、日本企業はさらなるグローバリゼーションに向けて戦略を立て、効果的かつ効率的なグローバル市場開拓における適切なパートナーを特定し、グローバルの顧客が求めるカスタマーエクスペリエンスへの期待に応え、優れたブランド評価を維持し、持続可能なグローバル成長を達成することができます」

mctのCEO、白根英昭は次のように話します。「CSA Researchは、高度化するグローバル競争環境の中で、グローバル成長の道筋を示し、ワールドクラスのグローバル企業を支援してきました。日本企業は、CSA Researchとmctのサービスを使って、より着実に、持続可能なグローバル成長へ向けた取り組みを加速することができます」

この提携を記念して、CSA ResearchのシニアアナリストDr. Arle Lommelを招いてウェビナーを開催いたします。


『 CSA Research × mct 日本企業におけるグローバリゼーションの機会とリスク 』
日時:2021年12月9日(木) 9:30 ~ 11:00am
参加費:無料

詳細・お申し込みは以下のページから
https://mctinc.hs-sites.com/csa-research-event

世界市場での競争力を高めたいと考えている皆様のご参加をお待ちしております。




→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

→ 内容に関するお問い合わせはこちらからお願い致します。

Yuji Kuwayama株式会社mct DX ビジネスデザイン ディレクター

Nov 15, 2021 10:46 Blog|CX視点でDXを推進する実践学習アプリ「CX4DX」ができました!

blog@4x-4

今回はみなさまにお知らせがあります。
私たちが自主プロジェクトとして進めてきた学習アプリ「CX4DX」が遂に完成しました!
本アプリはmctが企画・プロデュースを行い、日々のプロジェクトの裏で密かに(?)制作を進めてきたものです。苦節2年、やっとみなさまにお知らせができる日がきました。
今回はこのCX4DXについて少しご紹介できればと思います。


■ CX4DXとは? ■
本アプリは、組織でDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進していく上で必要なCX(顧客経験)の考え方を学べる学習アプリです。動画レクチャーやクイズ、実践ワークを通して「DX推進のためのCX」について学ぶことができます。
0001-3※現時点では動画レクチャーと学習クイズの機能がついており、実践ワークは今後実装予定


■ プロトタイピングを繰り返しながら開発を進める ■
当初は「お客様と接する現場の従業員たちがCXについて学べるアプリ」というコンセプトのもと、2020年1月頃からプロジェクトがスタートしました。最初の頃は手書きレベルのスケッチを書いたりブレストを行いながら、自分たちの手で「まずつくってみる」を繰り返してアイデアを検討してきました。プロジェクトを通して社内外のテストを何度も繰り返し、改良を重ねています。
0002-3初期プロトタイプの一部。この2年、Adobe XD等のプロトタイピングツールを駆使しながら泥臭く開発を進めてきました


2020年の半ばごろにユーザー検証を経て、現在のコンセプトである「DXを推進する人たちがCXを学べるアプリ」というコンセプトに方向転換をし、デザインや機能を更にブラッシュアップしていくことになりました。この際、ターゲットやデザインなども一新しています。
0003-4元々はGembaCXというアプリでしたが、その後ターゲット・コンセプトを練り直し、現在のコンセプトに


プロトタイプをつくる→テストを繰り返しながら、デザインの方向性や機能、細かいインタラクションなどを徐々にアップデートしていきました。今回このような形でお披露目をしておりますが、これをもって完成!というわけではなく今後も新しい機能の拡張や実装を検討しております。
0004-4
0005-1アンケート結果と修正方向の洗い出し
テストと制作を繰り返しながら現在の形に近づいていきました

実際の開発・実装フェーズに入るとアイデア構想・プロトタイピングの段階とはまた違った大変さも数多く経験し、「実際に世に出す」ということの難しさを感じました。またそれと同時に、このアプリ制作を通してメンバーの学びも非常に多く得られたと感じております。

本アプリは社内でDXを推進する方々の学習ツールとして、非常に役立つものになると思っておりますので、ご興味ある方には是非使ってみていただきたいと思います!



mctではクライアント様とのプロジェクト以外にも様々な社内プロジェクトを実施しており、今後もこういった事例について情報発信をしてまいります。

CX4DXについてもっと知りたい方、ご興味のある方はぜひ下記をご覧ください。

▶「CX4DX」CX視点でDXを推進する実践学習アプリ




→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

→ 内容に関するお問い合わせはこちらからお願い致します。

Michiru Watanbe株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

【タグ】 CX, CX4DX,

Oct 14, 2021 01:33 Blog|リモートチームのための「フィードバック」

blog@4x (1)Starline - jp.freepik.com によって作成された abstract ベクトル

リモートワーク時代において注目されている新たなビジネススキル「フィードバック」についてお話しします。 

…そう、あのフィードバックです。皆さんも普段のお仕事で「フィードバック」という言葉そのものはよく使っているかもしれません。このフィードバックがリモートワークで働くチームにとって、とても大切な意味を持つようになってきています。

 
 
 
 

なぜ今、フィードバックなのか?

コロナ禍で多くの企業がリモートで働くことを余儀なくされました。コロナ初期から見るとリモートワークの働き方もすでに1年半ほどの期間が過ぎ、標準的なワークスタイルとしてすっかり定着しました。一方で今、多くの組織で顕在化しているのがメンバー同士のつながりに関する問題です。ツールの活用によって離れていても生産的・効率的に働けるようになりましたが、大半のコミュニケーションは進行中の業務に関する形式的な会話が中心になり、具体的な用件を伴わない会話はしづらくなりました。それによって日常のちょっとした悩みや相談ができず、メンバー間の心理的なつながりが希薄になりつつあるようです。また自分たちの未来の取り組みについて議論したり、偶然の会話から新しいアイデアが生まれたりといった創造的な議論の場を持つことも難しくなってきています。

そのようなリモートワーク下において、コミュニケーション作法として注目されているのが「フィードバック」です。フィードバックは「相手の行動に対して改善点や評価を伝え、軌道修正を促すこと」とされていますが、単に誰かのアイデアを評価したり、改善したりするだけでなく、フィードバックにはチームをつなぐ働きがあります。ハイパフォーマンスなチームほど持続的なフィードバックを回していく風土があるとも言われており、フィードバックはリモートワーク時代に効果的なコラボレーションを実現するための新たなビジネススキルとして見直されつつあります。より良いフィードバックの作法を身につけ、組織のコミュニケーションを質を高めていきましょう。

 

良いフィードバックをするためのコツ

リモートワーク環境下でのフィードバックを上手にやるためには、いくつかのコツやちょっとした心構えがあります。これらのポイントをきちんと押さえておくことで効果的なフィードバックが可能になりますのでぜひ試してみてください。

ヒト

フィードバックの中には、それを受ける人にとって耳の痛い話もあります。フィードバックの受け手が人格や価値観を否定されたと感じてしまわないためにも、ヒトではなくコトにフォーカスすることが大切です。幸いにもリモートワーク下では、リアルの対面のコミュニケーションと比較すると、ヒトとコトを切り離すことがしやすくなりました。フィードバックをする際には一呼吸置いて、誰が言ったかではなく、何を言ったかという「コト」へ意識を向けましょう。

ヒト-1

フィードバックというとアイデアの良し悪しに対する評価や指摘を想像しがちですが、アイデアそのものを対象としてしまうと「そのアイデアをどうするか?」という議論だけに終始してしまいます。そこでアイデアそれ自体ではなく、なぜそう考えたのか?という背景やロジックに視点を向けることが大切です。アウトプットではなくプロセスについて話すことで、アイデアの背景にある本質的なエッセンスに気づき、さらに別の新たなアイデアへと広がっていきます。またフィードバックによって評価者と非評価者という関係性を作らないためにも、アイデアそのものにフォーカスしすぎないことは大切です。

ヒト-2

リモートワーク下ではコミュニケーションの大半がチャットでのやり取りになっているのではないでしょうか。便利で使いやすいチャットツールの登場によって、スタンプやテキストチャットを使ってフィードバックすることが容易になりました。一方でフィードバックでは、生身の人が話す言葉だからこそきちんと伝わることもたくさんあります。電話を嫌う人もいますが、slackの「ハドルミーティング」やクラウド録画サービスの「loom(ルーム)」など、温度感のある言葉を簡単に届けられるツールもたくさん登場しています。ここ一番の場面では、生の言葉を使ってフィードバックすることも心がけましょう。

01-Oct-12-2021-12-03-25-99-PM

前述の通りフィードバックの一次的な目的は、評価や改善などにあり、そのためには芯を食った質のいいフィードバックが求められます。しかし、そのような中身の「質」が伴わなくてもフィードバックするという行為そのものにもプラスの効果があります。「slackのスタンプで反応をもらえた」「zoomミーティング中に笑顔で大きくうなづいてくれた」などはその典型例です。質のいいフィードバックをしようとプレッシャーに感じずに、「質より量」の精神で感謝や賞賛の反応をたくさんしてあげましょう。それだけでも受け手にとっては大切なフィードバックになりますし、組織全体としてもコミュニケーションの流通量を増やすことにつながるはずです。

02-4

フィードバックで「即時性」が重要であることは言うまでもありません。しかし、リモートワークが普及したことで、海外拠点で働く人、育児をしながら働く人、本業+副業のマルチワークで働く人など、さまざまなワークスタイルの人が同じ組織で一緒に働くようになりました。そのような中で、即時のフィードバックを求めることは現実的ではありません。お互いのワークスタイルを尊重して、24時間くらいの時間差を許容し、ゆったりとしたフィードバックカルチャーを築きましょう。

 

アウトプットがフィードバックを生む

ここまでフィードバックをする側の観点から、その作法などについて話してきましたが、フィードバックが生まれる前には必ず誰かのアウトプットがあります。誰かが自身の活動や考えを皆の見えるようにアウトプットするからこそ、フィードバックの機会が生まれるのです。それはつまりフィードバックをする側だけでなく、される側にも作法があるということです。具体的には、不完全でも良いからアイデアをお披露目してみる、まだ整理されていない考えを話してみる、疑問や悩みを抱え込まず打ち明ける、などのアウトプットを積極的にしていくことです。

フィードバックは、する側とされる側の共同作業です。お互いへのリスペクトを忘れず、なんでも言い合える関係性を築くことがより良いフィードバックに繋がり、そしてそのフィードバックがまたチームの関係性の向上へと繋がります。誰かに対して良いフィードバックをすることはもちろん、時には自分自身がフィードバックをもらう側の立場になることも心がけましょう。

 

***━━━━━━━━

いかがでしたでしょうか。フィードバックはリモートワーク時代にとても重要になる作法です。その作法はもはやリモートチームのメンバーとしての「責任」と言ってもいいかもしれません。フィードバックをすること・されることは、メンバーとしてのチームに対する貢献の形なのです。

 

今後もPlayful NetWorkでは、新しい働き方やチームのあり方に関するさまざまな情報発信やイベント開催を行なってまいります。ぜひFacebookグループもフォローください。

▶︎Playful NetWorkFacebookグループはこちら

▶︎メールマガジンの登録はこちら

Akihiro Yonemoto株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/ストラテジスト

Search検索

Categoryカテゴリー

過去のExperience Magazine

  • 米国マーケティング最新事情 / 瀧口範子
  • デザインテクノロジーの最前線 / 桐山孝司
  • 「本能」から人間を読み解く / 佐藤武史
  • 注目のクリエーターズボイス