BLOG

Nov 19, 2020 06:00 Blog|リモートでチーム合宿やってみた

1118_リモートでチーム合宿やってみた


こんにちは。mctの景山です。
今年の9月28日(月)・29日(火)に、ユニット1のメンバー5人でリモート合宿をやってみました。

【合宿の動機】
合宿を実施した動機は、以下の3つでした。

①人が集まる意味・価値について考えてみよう
②ワーケーション体験をしてみよう
③普段落ち着いて考えることができない中長期的な目標について考えよう

①は新型コロナウィルスの流行によってオフラインで人が集まることが容易でなくなり、オンラインの活用と代替が広まる中、あらためて「人と直接会う」ことがもたらす意味と価値についてチーム全員でじっくり考え、議論したいと思いました。
②のワーケーションとは、「ワーク」(労働)と「バケーション」(休暇)を組み合わせた造語で、観光地やリゾート地でテレワーク(リモートワーク)を活用しながら、働きながら休暇をとる過ごし方のことです。私たちもこのコロナ禍で注目度が上がってきているワーケーションを体験してみよう!でも密は避けなければ…ということで、メンバー一人ひとりが別の場所に滞在してオンラインで集まるという形式をとることにしました。
③は合宿一般の動機かもしれませんが、目先の数字や成績にとらわれず、長い目で見てメンバーやチームが本当にやりたいことを話し合おうという目的がありました。特にコロナ禍において、PCのカレンダーの画面を見ながら、1週間〜1ヶ月の予定ばかりを意識して視野が狭くなりがちというメンバーの危機感もありました。

【合宿当日で行ったこと】
1日目の午前は、メンバーそれぞれが滞在している場所の紹介から始めました。滞在先は完全に個々人が自由に選んだので、リゾートホテルの1室や京町屋など、場所選びにも個性が出て面白かったです。

001

002-1

003-1

004

続けて、メンバー個々人が関心を持っているトピックについて事前に調べてまとめ、「夏の自由研究発表」という形で他のメンバーに発表しました。こちらもふだんはなかなか知ることができない他のメンバーの関心に触れたり、さらに深い考えを知ることができたりして、刺激的でした。

1日目の午後は、ユニット1が運営している「Playful NetWork」の現状診断と、直近のイベント〜半年後を見据えた行動計画をデザインしました。こちらは11月6日(金)に、同志社女子大学名誉教授の上田信行先生が運営する奈良・吉野のneomuseumから、オンラインイベントとして生中継いたしました。(当日のアーカイブ映像は記事の下からご覧いただけます)
これからもプレイフルなことを真剣に企画していきますので、どうかご期待ください!

2日目は、「オンラインツールの使い方」「オンラインでのディスカッションがうまくいく方法」「ワーケーションの効用」「リアルで集まる必要性」などのテーマでディスカッションし、アイデアを出し合いました。このうち「オンラインツールの使い方」と「オンラインでのディスカッションがうまくいく方法」については、今回合宿を行った「5人」という数が、実はオンラインで議論するにはちょうどいいのかも、という意見が出ました。というのも、オンラインツールの画面共有を行いながら、全員の顔を一覧表示できるレイアウトが下の画像のようなものなので、6人を超えると表情がわかりづらくなるかもしれないということでした。

02-Nov-16-2020-07-13-23-27-AM

【リモート合宿を終えた感想】
リモートでの合宿をやってみた感想ですが、ポジティブなものには「普段とは異なる環境に身を置くことで、かえって仕事が捗った」「2日間ずっとミーティングだった割には疲労をそんなに感じなかった」というような意見がありました。座る場所や見える景色が変わるだけでもかなり気分が変わるので、ホテルの部屋を借りる場合は、テラス席など客室以外の空間も利用できるところを選ぶのがいいかもしれません。
逆に反省点は、意外とランチでした。今回は各自が滞在場所のお店に行ったので、結局ひとりぼっちになってしまいました。写真を送りあったりはしたのですが、もう少し食事の時間を楽しくする工夫が必要だと感じました。あとは、ワーケーションといいながら「ワーク」の比率が多くなったこと。もう少し散歩や散策の時間を増やし、「バケーション」の比率を高めてもよかったかもしれません。
とはいいつつも、転んでもただでは起きないのがmctのいいところ。今回「まずはやってみた」経験を生かし、企業のリモートワークショップや合宿のサポートメニューをブラッシュアップします。ご関心をお持ちの方は、どうぞお気軽にお声がけください!

03-Nov-16-2020-07-14-08-48-AM



【PlayfulNetWork1106 オンラインイベントのアーカイブ映像はこちら】

 



→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

Satoshi Kageyama株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

【タグ】 組織デザイン, Playful,

Nov 18, 2020 06:00 Blog|「Post-Globalization」How to Create Value in a Localizing World

1116_POST-GROBALIZATION

With the NLU: Next Leaders University webinar “Post-Globalization: How global companies create value in a localizing world,” speaker Frantz Dhers kicked-off with the following question:
“Will our children be more or less global citizens than us?”

▶ 日本語版はこちら

The dominant narrative around globalization has taken for granted that each generation will be successively more global. That the world is getting progressively flatter, connected, and inclusive.

However, Frantz says this may lead to a trap he calls the “Globalized Companies Bubble”. A bubble where globalized companies pursue a particular narrative of globalization which enables a supply chain of production anywhere and with anyone, as corporate level employees as ‘citizens of the world’ and ‘digital nomads’ become predominantly interchangeable and sharing many similar values.

“OUR relationship with globalization IS NOT the relationship of EVERYONE with globalization”

While globalization has led to a convergence of values and standardized many things, it has also led to pressures on authenticity and local autonomy. The bubble insulates organizations from recognizing and engaging with alternative experiences with globalization, which can trap their strategic approach.

Even before this year’s pandemic, global events were causing thought leaders around the world to wonder if we are entering a post-globalized society, a reaction towards localization inspired by economic and social stresses, and greatly enabled by digital transformation.

For Frantz, the first step to avoid the trap mentioned above is imagination. By imagining the future of globalization for our children, for example, we widen our scope to existing trends and implications. This in turn helps identify what actions to take in the present.
Additionally, by doing this organizations reframe globalization from an untouchable deity or force, to a context which can be actively shaped.

“What is the difference between TO ENGAGE and TO SPREAD YOUR OWN POLITICAL OPINIONS today?”

Companies are seeing a shifting consumer mentality from “Who I am and what I want” to “Who we are and what we want”. This puts some pressure on companies to feel they must take a stand.

At the same time, some globalized companies recognize their power to shape globalization, leading to the phenomenon of 'activist companies’, organizations which strategically express a political or social stance.

The key question becomes how globalized organizations will approach their power to shape globalization, while also avoiding the trap mentioned above.



Webinar Poll: Where do you position yourself in the globalization spectrum?
Top answer - “ Globalization is seriously challenged, but globalized firms are resilient”
Second answer - “People are getting more and more global every day, whether or not they want to, so we need global strategies.”

Companies in different industries in different countries will have different approaches. It may be that Japanese companies tend to express a style that is different than French companies. For example, 73% of the Japanese participants in the webinar chose “I am a little in favor of activist companies” (27% “not really in favor”), whereas the same poll with French counterparts in a different webinar were only “very much in favor” or “not at all in favor”.

For Frantz, the point is not prescribing how activist to be, but to consider your company’s value creation and risk management in a localizing context.

To do this, he recommends organizations to focus on localizing to places rather than opinions, in order to avoid ‘Us vs. Them’ situations. Deeply consider values, needs, lifestyles, and expectations of the local target people, whether they be customers or part of the supply chain. It is important to engage locally while considering their mindset, not simply to satisfy our own objectives.

Additionally, he advises against interpreting actions along good vs. bad narratives. Rather, it comes down to decisions between “Do I want to save THE world, or MY world?”

How globalized companies understand this question for themselves and for their partners and customers in local contexts, will lead to more resilient strategies for value creation and risk management.

At mct, we are facilitating companies with this shift to a globalized, yet localizing dynamic - one where complex decisions exist between saving MY world and saving THE world.
With a human-centered approach to deeply understanding users, we can better uncover and understand the kind of expectations and life goals that will help globalized organizations localize. Recently, mct is also recommending our clients to add the layer of societal transformative value to the usual considerations of functional, economic, experiential, and symbolic values.



日本語版


Next Leaders University (NLU)のウェビナー「ポストグローバリゼーション:ローカライズする世界でグローバル企業はどのように価値を創るか(原題:Post-Globalization: How global companies create value in a localizing world)」は、Frantz Dhers氏の次のような質問で始まりました。
「私たちの子どもたちは、私たちよりも、よりグローバルな人々になるのでしょうか。それとも、よりグローバルでない人々になるのでしょうか。」

それぞれの世代は時代を追うごとによりグローバルになっていくというグローバリゼーションにまつわる有力な説は、ごく当たり前に捉えられています。世界は次第に、よりフラットになり、繋がり、包括的になっていくというものです。

しかしながら、Dhers氏は、それが「グローバル企業のバブル」と彼が呼ぶ罠に繋がるかもしれないと言います。ここでいうバブルとは、泡の中にいるように、他の情報や意見が遮断された、一方的な見地に立った考え方しかできない状態のことです。
そしてそれは、グローバル企業がある特定のグローバリゼーションについての物語を追求するようなバブルです。その物語とは、どこでも、そして誰とでも取引できるような生産のサプライチェーンを可能にし、企業の従業員が「世界の民」や「デジタルノマド」として交換可能になり、似たり寄ったりの価値観を共有するようになるという物語です。

「私たちのグローバリゼーションとの関係は、すべての人のグローバリゼーションとの関係とは異なります」

グローバリゼーションは、価値観の収束と多くの物のスタンダード化をもたらした一方で、「本物であること」と「ローカルな自治体」への圧力ももたらしました。バブルにより、組織はグローバリゼーションにおける他の異なった経験から隔離され、それらを踏まえて行動することができなくなってしまいます。そのことにより、彼らの戦略的アプローチが失敗してしまう可能性があります。

今年のパンデミックの前ですら、グローバルな出来事は、世界各地の権威あるリーダーたちに、自分たちはポストグローバル化社会に入ろうとしているのではないかという考えを浮かび上がらせていました。それは、経済的、そして社会的ストレスによって触発された反発であり、デジタルトランスフォーメーションによってとても容易になったローカリゼーションに向かっています。

Dhers氏によると、上述した罠を避けるための第一歩は、「想像」することです。例えば、私たちの子どもたちにとってのグローバリゼーションの未来を想像することで、私たちは既にある潮流やそれが示唆するものに対して、より視野を広げることができます。 それは、現在どのような行動をとるべきかを見極める手助けをしてくれます。
さらに、それよって組織は、神や力のような不動のものと捉えていたグローバリゼーションについて、自分たちで能動的に変えられるという文脈に置くことができます。

「今日の自身の政治的意見に関して『積極的に関与する』と『広める』の違いは何でしょうか?」

企業は、「私は誰で何が欲しい」から「私たちは誰で、私たちは何が欲しい」という消費者のメンタリティの変化に気づいています。これが企業に、自分たちの立場を明確にしないといけないと感じるようなプレッシャーを与えています。

同時に、一部のグローバル企業は自分たちのグローバリゼーションを形作る力に気づいていて、それが「アクティビスト企業」という現象をもたらしています。「アクティビスト企業」とは、戦略的に政治的・社会的立場を表明するような組織です。

ここでの鍵となる問いは、グローバル企業が、上述の罠を避けながら、自分たちの力をグローバリゼーションを形作るためにどのように活用するかということです。




「グローバリゼーションにおいて、あなたは自分自身をどこに位置付けますか?」というウェビナー投票がありました。
一番多く選ばれた答えは、「グローバリゼーションは苦境にあるが、グローバル企業は強靭である」でした。
二番目に多く選ばれた答えは、「人々は、そうなりたいかに関係なく、日々よりグローバルになっていく。そのため、私たちにはグローバルな戦略が必要だ」でした。

様々な国、様々な分野の企業は、それぞれ違ったアプローチをとるでしょう。日本の企業はフランスの企業と異なるスタイルを表現する傾向があるかもしれません。例えば、ウェビナーの日本人参加者の73%が「私は、アクティビスト企業に少し賛成する」(27%は「あまり賛成しない」)を選びました。一方、フランスでのこのようなウェビナーで同じ投票を行ったところ、「とても賛成だ」か「全く賛成しない」の二つの意見にきっぱりと分かれたそうです。

Dhers氏にとって重要なのは、組織がどのくらいアクティビストであるべきかということではなく、参加者が自分たちの企業の価値創出とリスクマネジメントについて、ローカリゼーションにおけるコンテキストの中でよく考えることでした。

そのため、彼は「私たち VS 彼ら」という対立を避けるために、意見のローカライズでなく場所のローカライズに注目するように組織に勧めました。ローカルなターゲットの人々が、消費者となるかサプライチェーンの一部になるかにかかわらず、彼ら価値観、ニーズ、ライフスタイル、期待について深く考えてみてください、と。単に自分たちの目的を達成するだけでなく、彼らのマインドセットを考慮し、ローカルに携わることが大切なのです。

さらに、彼は行動を「良い VS 悪い」の語り口で解釈しないようにアドバイスをしています。それよりも、「私は、世界を救いたいのか、あるいは、私の世界を救いたいのか?」のどちらかを選ぶようにということです。

グローバル企業が、自分たち、パートナー、そして消費者のために、ローカルなコンテキストにおいてこの質問をどのように理解するのかが、価値創造とリスクマネジメントのためのより強靭な戦略に繋がります。

mctでは、グローバル化し、それでいてローカルなダイナミックさを持つというシフトに企業が対応するよう支援しています。そのシフトにおいては、「世界」と「自分の世界」のどちらを救うかという問いにおいて、複雑かつ複数の決断が存在します。
ユーザーを深く理解する人間中心のアプローチによって、グローバル企業がローカライズすることを助けるための期待やライフゴールを、よりよく明らかにし理解することができます。
mctは最近、クライアントに、従来の機能的、経済的、経験的、そして象徴的な価値に加え、社会変革の価値のレイヤーも考慮するように勧めています。


記事原文:Eric Frey 日本語訳:Mayuka Soleim




→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

 

Eric Frey株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

Nov 06, 2020 12:00 Blog|Customer Experience "Shift now from Evolution to Revolution"

 1022_1022_custtomer-experience-webiner
 
 
10年以上前にmctにClue Scanを伝授してくださったエクスペリエンスエンジニアリング社のルー・カーボーン氏が、『経験経済』の共著者のジョー・パイン氏達とCXの起源と未来について語り合いました。

今、私たちはコロナ禍でのエクスペリエンスマネジメントにおいて、非常にセンシティブな地点にいます。CXに対する誤った解釈は、組織を不本意な方向へ導びくとも示唆しています。
 
この先、人々を魅了する 「究極の価値」とはどのように提供していくべきなのでしょうか?
 
 
   ∇  Speakers

ルー・カーボーン - Experience Engineering, CEO  『 Clued In 』
ジョー・パイン - Strategic Horizons LLP, Founder  『 経験経済 』
シャンテル・ボーザ -  BrandLove, CEO  
コリン・シャウ -  Beyond Philosophy, Founder  
 
 ∇  Summary
 
 
 
「自我」を意識させる = ブランドに対する気持ち

________________________________________________

旅行、ヘルスケア、小売、テクノロジー、金融サービス、製造、教育など幅広い業界で20年以上エクスペリエンスマネジメントの理論と実践の開発に携わり、世界をリードしてきたルー・カーボーン氏は、感情的かつ無意識をベースに魅力的な体験を創造する事で、愛着のある企業になると考えています。
 
企業の中には、価値作りのみにフォーカスしエクスペリエンスマネジメントを行うケースが見受けられるが、実際は企業の各自が人として顧客とエモーショナル・ボンドを生み出す事が重要、また企業全体がそのようなマインドで統一されている事が大切だとおっしゃいます。
 
そして、感情的また無意識のエクスペリエンスを通し、顧客が自身の存在を感じられる瞬間(きっかけ)作り出す事が不可欠であると考えています。
 
 
 
顧客の時間を節約 = カスタマーサービス 
顧客の得る有意義な時間 = カスタマーエクスペリエンス
_______________________________________________________
 
IBMで様々な技術職や管理職を経験し、現在はコロンビア大学ハーバード・デザイン・スクールでも教鞭を執るジョー・パイン氏は、" 感情移入 "について話されています。「より良いサービス・利便性・容易性」などカスタマーエクスペリエンスにおいて、混同され易いキーワードを、「忘れられない思い出・人・エンゲージメント」に置き換え、企業の一員である個人と顧客が過ごす時間に価値を生み出す事に重きをおいています。
 
カスタマーエクスペリエンスマネジメントにおいては、本来自身の関わるビジネスとはそもそもどのようなビジネスなのか、今一度立ち戻りそこから可能性を探る事が必要だとおっしゃいます。
 
 
 
 
 

 

Clue Scanについては、ぜひこちらのブログもご参照ください  ⬇︎

 
サービスについて顧客経験という視点からお話します。普段わたしたちが行動するとき、意識しながらしているつもりはなくても、実際はその場その場でいろんな手がかり(クルー)を読み取り、次に起こることを予想しながら行動しています...  続きを見る
 
 

                   Cluescan_sample

 

Shoko Strang株式会社mct カスタマーサクセスアソシエイト

【タグ】 Customer Experience,

【関連記事】

Oct 21, 2020 08:00 Blog|PLAYFUL miro BOARD - オンラインでの共創をよりクリエイティブに!-

1020_PLAYFUL-miro-BOARD


こんにちは、mct CXチームの渡邉です。
早速ですが、まず始めにこちらのリンク先に飛んでみてください。
https://miro.com/app/board/o9J_kiDA2-I=/
※Chrome, Safari, Firefox, Microsoft Edgeいずれかのブラウザからのアクセスをおすすめします

1-3

こちらは「DMNトレーニング ”プロトタイピング”」のオンラインセミナーの会場です。オンラインホワイトボードツールのmiroを使用して作成しています。

弊社では現在、オンラインで多くのクライアント様とのコラボレーション、プロジェクトの進行を行っております。プロジェクト内のワークショップや情報共有など様々な場面においてmiroを活用しています。

みなさまの中でも現在もリモートワークをメインにお仕事をされている方も多くいらっしゃるのではないかと思います。オンラインでの仕事ですと、ずっと画面を見ていることが多いため、心身ともに疲れを感じたり、対面でのコミュニケーションとは違うフラストレーションや仕事にある種のマンネリのようなものを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回のブログでは、mctでのこの半年間の取り組みや経験を通して得た”オンラインでの共創をもっとクリエイティブにする仕掛けづくり”についてご紹介したいと思います。


■miroで作った大陸ボード
さて、先ほどのmiroボードに戻ります。
https://miro.com/app/board/o9J_kiDA2-I=/

このボードには4つの大陸が海に浮かんでいて、それぞれにトピックが設けられています。実際のセミナーでは、左上(はじまりの大陸)→右下(実践の大陸)→左下(論議の大陸)→右上(アイデアの大陸)を順番に進みながらレクチャー、グループディスカッションを行っていました。

2-1

セミナーのプロセス全てを地図で表現し、全体を通して旅をしているような世界観を表現しています。見ても操作しても楽しいボードを作ることで、オンラインセミナーに普段と違う”ワクワク感”を盛り込むことができたと感じています。

【オンラインでのワクワク感をつくる効果】
オンラインでの体験にワクワク感をプラスすることで以下のようなポジティブな効果が生まれると考えています。
① デジタルツールを楽しく学習できる
② マンネリ感から脱却する
③ みんながついアイデアを出したくなる
④ ディスカッションを前に進める


デジタルツールを楽しく学習できる
オンラインワークが当たり前になるにつれて、様々なデジタルツールを駆使する必要性が高まってきました。ツールの扱い方がわからない・うまくいかないとそれだけでフラストレーションが溜まり、ディスカッションやワーク自体も嫌になってしまうことが往々にして起きがちです。

今回紹介した大陸ボードでは、「わからないことも楽しい体験になる」「楽しく学べる」ように設計しています。
このボード内をご覧になってみて、どこにいるのか、何を見ているのか分からなくなった方もいらっしゃるかと思います。しかしその経験も「広い大陸で迷ってしまったけど、何か分かる目印があるところまで移動してみよう!」とポジティブに捉えていただければと考えています。

3-1(例えば森で迷ってしまったらズームアウトorスクロールで視点を変えてみてください)

マンネリ感から脱却する
オンライン上で情報共有をするとき、聞き手は画面共有されたパワポが流れるのを見続ける…ということはよくあることかと思います。その「いつもと同じ感じ」を崩せないかなと思ってこの大陸ボードを作っています。

このボードではチームごとのディスカッションの内容をまとめるだけでなく、レクチャー資料など、セミナーで使うものは全て置いています。(セミナー中はこのmiroボードを常に画面共有していました。)これによって、参加者のみなさんがスピーカーの私たちと一緒に旅をしていくような、いつもと違う体験を作れたかなと思っています。
今ブログを読んでいるみなさんがこの大陸ボードを見た時、「おもしろそうだな」とか「どんなことが書いてあるんだろう」と思って見ていただけていたら嬉しいです。


4-1
(各地に立っている看板は旅の道しるべ(=レクチャー資料)です)


みんながついアイデアを出したくなる
このボードが使われる前はまだポストイットが何も貼られていない状態です。余白や空白のスペースがあると、人間誰しも何か埋めたくなるものです。またかっちりとしたワークシートがあるだけだと「作業させられている」感覚が出てしまいがちですが、モチーフなどを使ってワークフレームを工夫することでやらされ感を軽減することができるのではないかと思います。

5
(この木はアイデアをたくさん出せば出すほど華やかになっていきます)

またメンバー全員が同じプラットフォーム上に同時に書き込みができるので、ちょっとしたアイデアや気付きを誰もが書くことができます。オンラインミーティングだと発言がしにくい…という方でも、アイデアを書くことで自分の意見を相手に伝える機会を作ることができると考えています。


ディスカッションを前に進める
資料を前に延々とディスカッションを続けていても答えが出ない場合、手を動かして考えてみると案外論議が前に進むこともあります。一人ひとりが一旦アイデアを文字に起こしてみる、論議の内容をフレームで整理してみる。こういったワークを通すことで思考がクリアになり、論議にメリハリをもたせ、前進させる効果があると考えています。


■さいごに
今回はオンラインワークをよりクリエイティブにするための工夫としてmiroを使った大陸ボードをご紹介しました。今回ご紹介した以外にも様々なオンラインツール、仕組みを使ってプロジェクトをよりよいものにするよう日々活動を行っております。こういったmiroボードを使ったオンラインワークショップに興味がございましたら、お気軽にご連絡ください。

また、
・オンラインでのコラボレーションがうまくできていない
・社内でのプロジェクトが前に進みにくい
・ふんわりしたディスカッションしかできず良いアイデアが生み出せない
といった課題感やお悩みをお持ちの方も是非一度ご相談いただければと思います。
mctメンバーがみなさまのプレイフルなコラボレーションを作るお手伝いをいたします。

それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!



→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

Michiru Watanbe株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

Oct 19, 2020 08:00 Blog|カスタマージャーニー体験ワークショップ 【オンライン版】のご紹介

1013_カスタマージャーニー

皆さま、こんにちは。

さて、いま世の中は「ウィズコロナ」の真っ只中にあり、多くの業務をリモートに移行している企業さまも多いのではないでしょうか。
mctでは、これまで対面でのワークを前提に提供させていただいておりました「カスタマージャーニー体験ワークショップ」を【オンライン版】としてリバイスし、この度リリースいたしましたので、お知らせいたします。

実際に顔を合わせなくてもオンライン上でカスタマー
ジャーニーを通じての顧客視点の習得やワークショップ体験もできるお得なメニューになっております(本メニューでは、オンラインホワイトボード「miro」を使って実施いたします)。
対面での研修が難しくなって困っていた、オンラインでのワークショップって聞いたことがあるけどどうやるんだろう、等々、ご興味がある方はぜひお気軽にお問い合わせください。

■「カスタマージャーニー体験ワークショップ」とは
マーケティング活動や商品開発を考える時、顧客の体験を可視化した“カスタマージャーニー“を起点に考えることは、非常に重要かつ有益です。なぜなら、“カスタマージャーニー“には顧客の隠れたニーズ、つまり企業としてのチャンスが、まるで宝箱のようにたくさん眠っているからです。

「“カスタマージャーニー”は聞いたことがあるけど、実はよくわからない」
「一度作ってみたけど、うまく活用できていない」
「カスタマージャーニーからどうアイデアを出していいのかわからない」等々で
お悩みの方や勉強したいという方に向けて、オンライン版の2つの体験ワークショップメニューをご用意いたしました。



メニュー1: 一般企業さま向け
「初めての投資」についてのジャーニーマップワークショップ【オンライン版】
一般ユーザーが株式購入を考えるきっかけや、購入し運用に至るまでの悲喜こもごものジャーニーをたどりつつ、未知の世界に挑む彼らが抱える課題や困りごとを理解しながら、顧客視点を学べるワークショップです。
顧客視点になることの重要性や、顧客理解のためのmctメソッドを紹介するレクチャーに加え、ユーザーが抱える課題や困りごとを解決するためのアイデア開発までを短時間で体験できるお得なメニューです。

◇ワークショップアジェンダ:
1:インタビュー映像を見ながらペルソナを読み込む
2:ペルソナに起こった出来事と気持ちを考える
3:感情曲線を検討する
4:ペルソナがなりたい状態、気持ちを想像する
5:ペインポイントを解決するアイデアを出す
6:アイデアの共有
7:まとめ・質疑応答
※オンラインホワイトボード「miro」に関する簡単なレクチャーも実施

■初めての投資ペルソナ0001-2

■初めての投資ジャーニーマップボード
0003



メニュー2: 製薬会社等ヘルスケア企業さま向け
「うつ病患者さん」のジャーニーマップワークショップ【オンライン版】
うつ病患者さんの発症から初診~治療、そして社会復帰に至るまでのジャーニーをたどりつつ、彼らが抱える課題や困りごとを理解することで、患者さん視点とは何かを学べるワークショップです。
顧客視点になることの重要性や、顧客理解のためのmctメソッドを紹介するレクチャーに加え、患者さんが抱える課題や困りごとを解決するためのアイデア開発までを短時間で体験できるお得なメニューです。

◇ワークショップアジェンダ:
1:ペルソナを読み込む
2:ペルソナとジャーニーマップのリンクを確認する
3:ペルソナの感情曲線を描く
4:ステージごとにゴールを出す
5:ギャップ(顕在/潜在)と改善アイデアを考える
6:アイデアの共有
7:まとめ・質疑応答
※オンラインホワイトボード「miro」に関する簡単なレクチャーも実施


■うつ病患者さんのペルソナ
0002

■うつ病患者さんのジャーニーマップボード
0004


 

実施条件(2メニュー共通)
■人数:15名まで(4~5名で1チーム想定、最大3チームで実施。もちろん少人数でも可)
■実施時間:2~3時間程度を想定
■費用:1チームあたり80,000円(システム使用費、準備費含む)
■オンラインホワイトボード「Miro」を使用 https://miro.com/
※体験メニューですので、カスタマイズはできませんのでご了承ください



■お問い合わせ先
WSお問い合わせ


→ 最新のイベントやホームページでは紹介していない役立つ情報をお届けしています。
メールマガジンの登録は こちら

Koji Hodono株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

Search検索

Categoryカテゴリー

過去のExperience Magazine

  • 米国マーケティング最新事情 / 瀧口範子
  • デザインテクノロジーの最前線 / 桐山孝司
  • 「本能」から人間を読み解く / 佐藤武史
  • 注目のクリエーターズボイス