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EMOTIONAL VISION

導きのデザイン
~ 心に響く視覚化のメソッド ~

鹿野 護 氏
WOW Inc. 取締役/宮城大学教授

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多様なビジネスシーンにおける目覚ましいクリエイティブワークで、世界的な評価を高めているWOWのヴィジュアルコミュニケーション。

 

DMNでは、その基本思想・事例・メソッドを吸収し、実践ですぐに活用できるためのワークショップを開催します。

 

デジタルデザインの世界をリードするWOWのアートディレクター鹿野護氏による、周到にプログラムされた集中マスターコースです

 

日程:2019年10月16日(水)・23日(水)・30日(水)

 

時間:14:00-18:00 

 

会場:WOW inc. 本社
   東京都渋谷区神南1-14-3 [access]

 

参加費
  非会員:150,000円/1名(税別)

  DMN会員:スペシャル会員6名まで、スタンダード会員3名まで、シングル会員は1名まで無料
  *DMN会員追加のご参加は1名50,000円(税別)
  *エッセンシャル会員[特別価格]:1名100,000円(税別)

 

EMOTIONAL VISION お申込み

 

■概要

 

「エモーショナル・ビジョン」導きのデザイン

 

情報を伝えるためには、適切な言葉とビジュアルのデザインが必要です。 そしてさらに、人を動かすためには、心に響くビジョンのデザインが求められます。 情報が氾濫し、価値観が多様化している今、正しさだけの表現では人々の行動を導くことができないのです。

感性に訴えかけ、共感を呼び、愛着や情熱を沸き立たせるデザインによって ワクワクする未来をいかに美しく提示するか。あるべき可能性をどれだけ示唆できるか。 今回のワークショップでは、「メディアの文脈」「導くための表現技法」「推進力としてのビジョンデザイン」という3つのテーマのもと「導きのデザイン」にアプローチします。

そして、技術がフラット化した今、デジタル技術を文房具のように捉え、受動的にツールを使うだけではなく、自らツールを作り出していく姿勢が、これからの創造性に大きな影響を与えるはずです。ビジネス、学術、テクノロジー。それぞれの視点からメディアと人の本質的な関係を捉え、ビジュアルデザインの活用法と可能性を学びます。

 

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■Agenda|全3回ワークショップの構成

「メディアの文脈」
3日間のワークショップは、メディアの文脈を横断的に俯瞰するところから始まります。なぜなら、最適なヴィジュアルコミュニケーションのためには、メディアの深い理解が必要不可欠だからです。日々変化する技術やトレンドに流され、思考が表層的になってしまう。いくら考えてもアイデアに既視感がある。そんな経験はないでしょうか。メディアの歴史や技術的な背景をしっかり捉え、さらにその奥にある風土や人間について考察できれば、発想に独自性が生まれてきます。それはコンセプトや世界観の構築を強力に補完する力となるでしょう。

「導くための表現技法」
レトリックという言葉をご存知でしょうか。レトリックとは読者を巧みな言葉でひきつけ、強い印象を与えるための文章表現技法で、情報を分かりやすくするだけでなく、ユーモアや美しさといった知的な魅力を生み出し、より豊かな情報伝達をもたらします。しかもこの技法は文章だけではなく、ビジュアルデザインにも応用可能です。実際、優れたビジュアルデザインを分析すると、レトリックが隠されていることがあるのです。今回のワークショップでは「ビジュアルレトリック」と題して、レトリックをビジュアルデザインに応用し、魅力的な表現を生み出すメソッドを紹介します。

「推進力としてのビジョンデザイン」
これまでプロジェクトを促進させるためのデザインに携わることが多くありました。また私自身も、地域や教育現場でのプロジェクト発足に関わってきました。その経験から、チーム内の動機や結束力を高めるためには、メンバー同士の共通認識を作り出すための「ビジョン」が必要不可欠であると痛感しています。その際重要なのは、ビジュアルやサウンドのような非言語情報を用いて、ワクワクするような未来を描くことです。期待感は強力な推進力を生み出すことがありますし、チーム外にも賛同者を増やし、新たなコラボレーションを生み出すきっかけにもなるのです。

 

■Workshop Director

鹿野 護 氏  Mamoru Kano
WOW Inc. 取締役/宮城大学教授
ソフトウェア開発とコンピューターグラフィックスを統合した表現に取り組み、コマーシャル映像からアプリケーション開発まで様々な分野のデザインを手がける。これまで国内外の展示会や美術館にて、体験型の映像作品を多数発表。近年ではスマートフォンを始めとする情報機器のユーザーインターフェイスのデザインを手がけ、メーカーや通信業者との共同制作に積極的に参加。ユーザー体験と表現のあり方の関係について、デザインと開発の視点から研究に取り組んでいる。
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EMOTIONAL VISION お申込み

 

ご不明点がございましたらDMN事務局までお気軽にお問い合わせください。

DMN事務局   info@ddmn.jp