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Oct 02, 2017 07:00 (第4回)デザイン思考を用いたビジネスデザイン [用途探索編]

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誰しもがそうだと思いますが、専門家として物事を突き詰めれば突き詰めるほど、我々は視野狭窄に陥りがちです。また、良いものを作りたいという情熱的な想いは、えてしてあるユーザの課題を解決することから始まることが多く、その技術の活用用途を限定してしまいがちになります。少し周りを見渡せば、実はその技術を必要とする人はもっといるのではないでしょうか。
 
    本プログラムの特徴
    1:「新しい技術」の想定用途の枠を広げる
    2:用途アイデア開発セッション
    3:クイックに検証し、アイデアを絞り込む

 
 
■思考の枠を拡大させ、スイートスポットを見つける
 
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「今、開発中の技術は、ターゲットととした市場に対してフィットしているのか?」
「この技術のもっと活用できるスポットを増やしたい!」
そういう想いを持たれたら、まずは技術用途について枠を広げることから始めましょう。
 
下図は、「スポーツ観戦用に開発されたカメラと連動する指向性マイク」の例です。
「スポーツ観戦用」というのが現状想定用途(下図の中心)ですが、
類似した機能製品から活用場面を考えると、
一番外側の輪にあるように、スポーツ観戦以外にも様々な活用スポットが見だせます。

 
その中のどこにフォーカスするか、外部の人間とディスカッションすることで決めていきます。なお機械発見のときと同じく、1つのスポットに決め打ちするのではなく、2~3の複数スポットに対して掛け合わせることを意識します。スポットを決めたら、話を聞いてみたい業界エキスパートやクリエイターを決めます。アイデア開発セッションでは、「この技術があったらどんなアイデアが思い浮かぶか」を彼らに発表してもらいながら、アイデアについてブラッシュアップしていきます。
 
 
 

■アイデアからビジネスモデルへと昇華させる
 

ブラッシュアップしたアイデアを、短期間でコンタクトをとれる方に対して簡易検証を実施します。例えば、業界新聞を発行している会社の記者や、その分野に造詣の深い研究者、アーリーアダプターなどにコンタクトをとり、アイデアに対する意見、市場規模感、どのようなライバル企業やパートナー企業がいるのかなどについて確認をとります。ヒアリング結果から、さらにアイデアをブラッシュアップしてビジネスモデルを作成していきます。
 

プログラムの詳細については知りたい方はこちらより相談受付・資料送付を行っております。
 
Yoshiki Uno株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/エスノグラファー

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