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Apr 18, 2017 09:44 グローカリゼーション  Glocalization

ここ数年の間に仕事でいくつかの国を訪問しましたが、道路には多くの車、中心街に行けばショッピングモールがあって、カフェでくつろぐ若者はスマホに夢中。つまり、パッと見た感じでは「どこの国も同じ」になってきているのだと感じます。ただ、エスノグラフィやインタビューを行うと、その内面は各国で全く異なることが分かります。During the past a few years I have visited several countries through my work, while I am abroad, I see many cars on the street, shopping malls in the city centers, and young people relaxing at the cafe are crazy about smartphones. What I want to say is, that is happening " everywhere in the world" at a glance. However, if you conduct ethnographic researches or interviews in each country, you would see that the inside the countries are quite different from each other.

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この写真は、ある国で昼食をとったときのものですが、現地の方は机の上にある複数の調味料を使って、自分好みの味に仕立てたうえで食べるそうです。辛い調味料・酸っぱい調味料・甘い調味料などで味が大きく変化する。日本では基本的に料理を作った人の味をそのまま楽しみますが、この国の人は、味は自分で仕上げる。味つけに関する概念(メンタルモデル)が全く異なることが面白かったです。This picture is taken when we had lunch in one country. It seems like the local people give flavors to the dishes themselves by using several seasonings on the table. Those hot, sour and sweet seasonings make big differences to the taste. Because in Japan, people enjoy the taste as it is served, but in this country people change the flavors depending on their taste. It was interesting that the concept on seasoning (mental model) was totally different.

また、このラーメンのような料理、ナッツ類を粗くつぶしたものが浮かんでおり、カリカリと美味しいのです。キッチンでの料理作法もどうやら違うようです。In addition, this noodle looks like ramen has coarsely crushed nuts on the top of the soup, it is crispy and delicious. It seems like the kitchen cuisine manners are also different.

こういった差異を束ね、インサイトとして整理していくことが、エスノグラフィックリサーチのひとつの特徴と言えるかもしれません。It may be said that it is one feature of ethnographic research to bundle these differences and organize them as insight.

◆グローバルエスノグラフィのお問い合わせ等はこちらまで◆
http://mctinc.hs-sites.com/global_ethnography

Takeshi Sato株式会社mct ストラテジスト

Apr 04, 2017 05:34 あなたの企業は、世界でどのように見られていますか?

 

こんにちは。mctの草薙です。

 

昨年9月に開催されたDMN「グローバルマネジメント」セミナーにおいて、講師の一橋大学大学院・名和先生が「グローバル経営を巡る10の課題」で、以下の課題を挙げられていました。

「グローバルに訴求すべき自社ならではの経営理念(コーポレート・バリュー、DNA)は何か?それをグローバル規模でグループ内外のステークホルダーにいかに訴求するか?」

この課題を解決する取り組みの一つが「グローバルデザインマネジメント」です。

 

 

既に多くの日本企業がグローバル市場への対応を強いられる中、グローバルに向けたメッセージ発信、ブランディングは、海外資本の企業と比べて、決して上手くいっているとは言えないのが現実で、今後、各企業がどのような考え方とやり方で、グローバルデザインマネジメントを行っていくかは大きな課題となります。(日本企業すべて、とは言いませんが・・皆さんの企業はどうでしょう?)

 

名和先生のお話では、グローバル展開の考え方として、グローバルでの一貫性とローカルでの適応力を両立する「トランスナショナル・モデル」を紹介されていました。

さらに、グローバルでの集約とローカルへの適応のどちらに注力するか?という視点ではなく、それぞれの国の相違性や類似性を認識した上で、ローカルの成果を、他のローカルにスピーディーに展開できるように知識化、仕組み化し、差異を活用するという考え方も推奨されていました。

 

mctが考える、あるべきグルーバルデザインマネジメントはブランドの世界観の訴求において、まさにグローバルな一貫性とローカルでの適応力を高いレベルで両立し、スピーディーに展開できる「グローバルデザインマネジメント」です。

image-1.png

 

基本的には以下の手順で進めていきます。

 

1.グローバルデザインアセスメント診断を通じて、業界内のベンチマークすべき企業、競合企業と共に現状のデザインマネジメントレベルを把握する。

 

2.グローバルに訴求すべき自社ならではの経営理念(コーポレート・バリュー、DNA)の再確認。顧客に提供する他社と差別化された価値は何か?を確認する。

 

3.関係するそれぞれの国の顧客やコンテクストを理解する。

 

4.グローバルでの一貫性とローカルでの適応力の両立を前提に、最適なグローバルデザインマネジメントを定義し、自社のマネジメントレベルと事情を鑑みた上で現実的なマイルストーンを設定する。

5様々な環境の変化に対応できるグローバルデザインマネジメントの手法とマネジメントツールの開発を行う。

 

いきなりアップルやスターバックスのように理想的な「グローバルデザインマネジメント」を実現することは困難ですが、自社ならではの価値を認識し、それが顧客に誠実に伝わるように着実に進めていくことが大切です。

 

まずは、「グローバルデザインマネジメント」という視点で、客観的にアセスメントし、自社のおかれている状況をきちんと把握することから始めてみませんか?

Haruhiko Kusanagi株式会社mct CCO/エクスペリエンスデザイナー

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