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10 03, 2018 01:09 CREATE NEW BUSINESS 新事業のアイデア創出を難しく感じる二つの理由

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我々の実感値としてですが、ここ数年の間、
多くの企業内で新事業開発のための部門・チーム設立が加速しています。

しかし、これまで違う専門を持っていたスタッフが
新事業開発を任されたとき「そもそもどうしたらいいのか分からない」
「なかなか新しい発想を思いつけない」といった悩みが生じるようで、
mctにご相談をいただくケースがしばしばあります。
この新事業開発の初期段階には二つの難しさが存在し、
それが各プロジェクトの進行を阻んでいるとも言えます。

1.ゼロベースで自由に発想する難しさ

一つの企業内でアイデア発想を続けていると、
どうしてもその企業の文化に沿ったアイデア創出となってしまいます。
それは良いことでもありますが、一方で、
この新事業開発の場面では足かせとなってしまいます。

企業内に存在する発想のバイアスを認識して
それを崩していく視点とメソッドが必要となりますが、
各企業の文化に応じて方法は違ってきますので、
企業文化に応じた発想法の選択が重要となります。

2.同時に複数の条件を満たす難しさ

新事業のアイデアには同時に成立しなければならない条件が複数あります。
ユーザとして使ってみたいアイデアであっても
マネタイズ方法に欠陥があれば成立しませんし、
面白いビジネスモデルであったとしても自社よりも他社の得意領域ならば
リスクが多いと考えられます。

複数の条件を同時に考え、それを満たすことが求められますが、
これも企業文化に応じて得意な発想の領域が異なります。
ユーザ中心で発想する姿勢が強い会社、シーズ起点で考えることが得意な会社。
そのため、その企業に合わせた視点のシフトが必要となります。

・・・

mctでは、以下のように新規事業開発の各モードに応じた手法をご準備していますが、
それぞれの細かなカスタマイズは各企業の文化に応じて実施させていただいています。

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同じことを違う言葉で表現すると、新事業開発の初期段階において
「上手くいっていないようだけれど、その原因が分からない」場面では
上述させていただいた1・2の難しさも交えながらその問題点を
解きほぐしていく必要があるでしょう。

・・・

mctでは貴社の新事業開発をサポートいたします。
以下のような関心をお持ちでしたら、お気軽にお問合せくださいませ。
または、社内のお知り合いにこのような困りごとをお持ちの方がいらっしゃれば、
是非、mctをご紹介くださいませ。

●新事業開発にまつわる課題がどこにあるか、指摘してほしい
●新事業開発についてプライベートレクチャーをしてほしい
(一定の人数をお集めいただければ、貴社内でお話させていただきます)


mctスタッフに直接問い合わせいただくか、
以下のフォームよりお問い合わせください。
皆様からのお問い合わせをお待ちしております。

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Fumihiro Shimono株式会社mct デザインストラテジスト

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