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Mar 25, 2019 09:41 【コ・クリエーション ユーザーとの共創プロセスのご紹介】子育てママとコ・クリやってみました [前編]

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こんにちは。mctの小泉です。
先日、mct自主企画による「コ・クリエーション」ワークショップを開催しました。
「コ・クリエーション」とは、ユーザーを「製品・サービス体験のエキスパート」と位置づけ、チームメンバーのような存在としてプロジェクトに参加していただき、企業のメンバーと共に課題解決のための新しいアイデアを共創するものです。

今回のテーマは「子供の偏食を解決する卓上デジタル機器」。私たちmctのリサーチャーと、現在子育て中のママさんとで、子供の偏食についての困りごとを解決する卓上デジタル機器のアイデアを出し合いました。その模様を前・後編にわたってお送りし、皆さまに「コ・クリエーション」の魅力をお伝えしたいと思います。

では、【[前編]プロセス紹介編】のスタートです。
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【当日のアジェンダ】
■ 1. 子供の偏食に関する「課題」の抽出
■ 2. 「課題」を解決し理想を満たすアイデアを考える
【参加者】
30歳~40歳の主婦 4名
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会場となったのは、横浜市内にあるカジュアルなワークショップスペース。4人のママたち(+ちびっこゲスト)にお集まりいただき、子育てに関する情報交換(・・・という名の脱線?)もしながら、和やかにコ・クリエーションが進行しました。

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当日の流れを紹介します。

1. 子供の偏食に関する「課題」を抽出する。
事前課題として、ママたちにはワークショップ前日までの3日間における子供の偏食に関する状況を「偏食日記」という形でメモしてきてもらい、当日はそれをもとに「課題」を抽出しました。ママたちが子供の偏食について、日々どのようなことに困っていて、解決するためにどんな工夫をしているのか、日記を順番に発表していただき、シェアすることからスタート。発表を聞いているママたちには、気づいた点や共感できた点を付箋に書き出してもらいました。同時に、mctファシリテーターも発表を聞きながらポイントとなる課題・解決に関するニーズを書き出し、ホワイトボードに貼り出していきました。

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困りごとをひととおりシェアし終わったら、書き出した課題(付箋)を全員で見渡しました。
実際に出てきた課題をいくつか挙げると、
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◎ 上の子と下の子で好き嫌いが異なるため献立に悩まされる
◎ 「ムラ食い」があり、食べる時と食べない時の差が激しい
◎ せっかく作ったものを残されてイライラしてしまう
◎ せっかく手の込んだ料理を作ったのに「卵ごはんがよかった!」と言われてしまう
◎ とにかく野菜が嫌いで食べない
◎ 偏食のせいで口内炎ができてしまった 等々
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課題を網羅的に見ることで“確かにこれわかる!“といった共感や、“そういうことで困ってるんだ“といった新たな気づきが得られました。

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2. 「課題」を解決し理想を満たすアイデアを考え、アウトプットする。
ここまでで出た子供の偏食についての課題や理想について、それを解決したり満たすための卓上デジタル機器のアイデアを出し合いました。あらかじめ用意しておいたシートに、イラストなども交えながらアイデアのコンセプトを書き出したり、専用のマテリアルを使ってアイデアのプロトタイプを作成しました。一人ひとりが“もくもくと作業に徹する”だけでなく、ああでもない、こうでもないとおしゃべりしながらアイデアの形が変化していき、まさにコ・クリエーションという手法のメリットが発揮されました。

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最後に、考えたアイデアを各自が発表して、約3時間のコ・クリエーションは無事終了しました。
というわけで、【[前編]プロセス紹介編】はここまで。以降は【[後編]ワークショップ結果編】に続きます。子育てママさんたちのインサイトにはどんなものがあったのか、卓上デジタル機器のアイデアはどんなものが飛び出したのか、乞うご期待ください。
>>後編はこちらから

Natsuki Koizumi

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