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Dec 20, 2017 03:16 mct INSIGHT#05 アンケートにご協力お願いします!

  • みなさんこんにちは、第5回目となるmctINSIGHTのテーマは「 住まいと暮らし」です。

    近年、首都圏への人口集中や空き家の増加問題がある一方で、リモートワークや民泊サービスといった新しい働き方やビジネスが登場しています。それに伴い、”住”へのニーズも変化してきているのではないでしょうか?

    そこで、今回のmctINSIGHTではみなさんと一緒に、現代の人々が理想のライフスタイルに求めているものとは何かを探っていきたいと思います!

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    •  
Misuzu Tomita株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

【タグ】 mct INSIGHT,

Dec 17, 2017 10:45 洗濯ものを干せないバルコニー Balcony without clothes line

こんにちは、mctのミーハです。ニューヨークより、洗濯文化の差異についてお話させていただきます。

「バルコニーを何に使いますか?」という問いへの一つの代表的な回答は、「洗濯物を干す」でしょう。エジプト・ブラジル・マレーシア・シンガポール・ベトナムなどを見回すと、それが当てはまります。そういった国々では室外に並んだ洗濯物は日常的な風景であり、バルコニーもその目的で使われています。
“What do you use your balcony for?” I guess “for drying laundry” is one of common answers. Own experience and learnings from our researches related to laundry over many countries including Egypt, Brazil, Malaysia, Singapore, Vietnam and so on suggests that answer. In these likely countries, outdoor clotheslines are a norm and balconies are also mostly used for drying washed laundry.

もしあなたが私と同じような感覚を持っているのでしたら、アメリカに行ったら驚くと思います。バルコニーに洗濯物を干している家がないのです。バルコニーは洗濯物を干す場ではなくて、家族のリラックスの場。テーブルや椅子がそこに置かれて、家族が団らんしています。では、洗濯物はどうしているのでしょうか。
If you have same thought as me, you will be surprised when visiting United States. You might not find any laundered clothes dry outside in the balcony. Instead, balcony is mainly the relaxing area of the family. It is common to see table and chairs placed in front yard or balcony in New York.
Laundry1.jpg

アメリカではランドリーサービスが街中の至る所にあります。東京でコンビニエンスストアがどこにでもあるように、ニューヨークにはランドリーサービスがたくさん存在します。多くの人々は洗濯に、洗濯機を持っている人は衣類の乾燥に、その場を利用します。
Come back to laundry, you can find laundromat or laundry services also at any corners. If you visit Tokyo and feel amazing that you can find convenient stores everywhere, you will feel the same way when visiting New York. People use laundromat service for washing their laundry or just drying the washed clothes if they own a washer. Otherwise, their house must be spacious enough to place a dryer together with their washer.
Laundry2.jpg

ランドリーサービスはアメリカで一つの大きな市場になっていそうなのですが、その背景には米国における規制のお話が関係します。アメリカの街では景観を損ねるという理由で、室外で洗濯物を干すことが禁じられているのです。長い間、洗濯物を干すことが、街のイメージの問題として取り上げられていたようです。
The laundry services and dryer makers must have been fruitful in United States. Here it comes how business can benefit from regulation. It turns out that in many suburban neighborhoods it is not allowed to dry your clothes outside because it is considered to look bad and dirty. For decades, the clothes line has had an image problem in the United States.

ただ、最近、その規制に反対する動きが出てきています。「Project Laundry List」という活動で、自然の光と風の中で洗濯物を乾かす大切さを訴えています。消費者のマインドセットの変化と、それに沿って規制も変化する可能性があり、新しいビジネスのチャンスかもしれません。
However, it is also interesting to know that recently the fight against clothes line bans called “Project Laundry List” for the good of natural drying and environment has happened in America. To predict how laundry services in America will change in the future, it must be good for business player to observe the shift of consumer mindset and regulation landscape.

上記のような海外のリアルな情報を手軽に収集されたい方は、こちらの弊社メニューも併せてご覧くださいね。 
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My Ha Thi TRAN株式会社mct エクスペリエンスデザイナー/ストラテジスト

Dec 08, 2017 02:44 NICCA INNOVATION CENTERのオープンハウスに参加してきました!

組織デザインメンバーの渡邉です。
先月、日華化学株式会社にオープンしたNICCA INNOVATION CENTER(以下NIC)のオープンハウスに参加してきました!

近年、様々な企業でイノベーションセンターが設立されていますが、その運営・運用に悩んでいる企業は少なくありません。最近よく見たり聞いたりするキーワード「働き方改革」、一体何が改革だと言えるのでしょうか。何が改革へ繋がるのでしょうか。今回のオープンハウスにはそのヒントがたくさん詰まっていました。

 nicca1.jpg
NICに入ってすぐにあるオープンスクエア。
イノベーションを推進するための日華化学の技術を9つのキューブとタブレットで紹介されています。

 

「HAPPY WORK PLACE」

今回のイノベーションセンター創設あたってはプロジェクトチームを結成。建築家・小堀哲夫氏、同志社女子大学・上田信行教授、社内メンバー等合わせて40名程のチームでワークショップを行いながら進められました。実は上田教授は私が大学在学時に所属していたゼミの教授で、学習環境デザインを研究しておりワークショップにも精通しておられます。今回はこのような機会があり久しぶりの再会となりました。

プロジェクトチームリーダーが最初に掲げたNICのテーマが、「HAPPPY WORK PLACE」。社内外の人が集い、ワイワイガヤガヤと賑やかになる場所として「楽しく働く」ことが強く意識されています。社員がイキイキ働いているから、お客様に「また来たい」「一緒に組めば面白いことができそうだ」と思ってもらえる。そんな場所にしたいという社長の思いもありました。

建物に入りまず目にして驚いたのは、シャンプー台が並ぶ部屋、そして建物の奥まで見渡せているのではないかと感じるような開放感。これら全てが社員と専門家のコラボレーションによってつくられました。

 nicca2.jpg

イノベーションセンターのコンセプト「BAZAAR(市場)」にふさわしく
人が行き交うように計算された通路とスクエア(広場)がうまく組み合わされた空間。

建築の設計を担当された小堀氏とワークショップの設計を担当された上田教授のお話を伺い、印象的だったのは、ワークショップを通してこれからの働き方やイノベーションセンターについて社員の方々が自ら描いて設計していたことです。建築設計に対して社内からもいろいろな要望や提案が出され、それがNICの随所に反映されています。ただの話し合いや会議ではない、本気のプロジェクトがそこにはありました。もちろん、最初から何もかもプロジェクトが出来上がっていたわけではなく、3年という構想段階で徐々に出来上がっていったもの。今回のプロジェクトリーダーである日華化学シニアアドバイザーの吉田さんはワークショップに参加した社員の様子をみて、「こんな力を秘めていたのか!という発見が多くあり、驚きと喜びの連続だった」とおっしゃっていました。

「会社がつくるNIC」から「自分たちがつくるNIC」へ。
「自分たちのNIC」だからこそ「働きたい・過ごしたい」場所にしたい。
そのような意識の変化があったのではないかと感じました。

当日頂いたNICCAイノベーションセンターのたのしみ方BOOKの最終ページは江守社長の言葉でこう締めくくられていました。nicca3.png
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「働き方こそがプレゼンテーション」
ここは多彩な人々がワイワイガヤガヤと活発な議論を通して
新しい価値を想像する「創発の場」です。
トルコのグランド・バザールのような、
日華化学のイノベーションセンターに行くと何かがある、
何かが触発される、技術やアイディアがわきおこる。
「また来てみたい」と思っていただければ光栄です。
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イノベーションに必要なものは何でしょうか。

NICには人との出会いや思わずやってみたくなるようなワクワクする場所があり、社員の方々がここで働きたい・過ごしたいと思える環境がありました。イノベーションセンターを創設するというプロジェクトは建築物を建てるだけではない。そこに集う人々の意識や働き方を建物という環境とともに変えていくことができるプロジェクトなのだと学ばせて頂きました。

日華化学株式会社:https://nic.niccachemical.com/
N
ICCA INNOVATION CENTER:https://nic.niccachemical.com/


mctでも働き方やカルチャーコードを開発するワークショップを提供しております。
お気軽にお問い合わせください。
http://www.mctinc.jp/contact/

Saki Watanabe株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

Dec 01, 2017 06:54 mct INSIGHT#03 デザインという言葉のイメージを探ってみる。

第3回のアンケートへの回答へのご協力ありがとうございました。
最近ニュースでもよく見る「デザイン思考」という言葉や、
〜デザインという言葉が本当によく増えていますよね。
プロダクトデザイン、エクスペリエンスデザイン、
インクルーシブデザイン、スペキュラティブデザイン、
・・・ 

そこで今回はそんなデザインという言葉にみなさんがどのような
イメージを抱かれているか、そして実際に製品やサービスを購入されるときに
デザインのどういった部分に対して金銭を払うのかというのをアンケートを通して探りました。

アンケートは2つのセクションに分け、
1つ目はデザインという言葉に対して
みなさんどのような言葉を思い浮かべられますかというフリーアンサーの質問と 

2つ目は今回も”プール”というツールを用いて、2軸上、
そして3つ目の軸にマッピングする形で回答していただきました。
そしてポイントはどういった部分に金銭を払うかという部分と、
プロダクトがデザインされていると思うか(満足しているのか)
という部分を探るよう設問を設計しています。
アンケートの結果はこのようになりました。 

二つの結果をマッピング化してみました。
まずは1つ目のデザインという言葉に対するイメージです。 

スクリーンショット 2017-12-01 14.46.26

 

これらをマッピングしてみると大きく分けて
見た目の部分に言及する人と機能面に言及する人、
バランス的な部分、システムなど統合されたものに関連するキーワードがあがっていました。
続いてよくデザインされているもののイメージ

 

スクリーンショット 2017-12-01 14.41.26

 

よく「デザインされているも」のに関しては、
小説やギャンブルなど
ユニークな回答がたくさん上がっていました。
それらをジャンルでくくり直してみました。

 結果を見てみてみなさんいかがでしたでしょうか?
なかにはデザインという言葉をさして、
使い勝手が悪く、高価という意味で活用している方もいらっしゃいます。
人によって様々なデザインへのイメージがあることがわかります。

次に質問したのは
とある4つのプロダクトに対して、
デザインのどの部分に費用を払うかということを探っていきました。 

01-2

 
たとえばとある人の回答をピックアップすると、

02-1

 

この方は車に関しては見た目に大きく投資をし、
牛丼は味などのの機能面が重要だということがわかります。
また、インテリアに関しては機能面には費用を払わないのに、
デザインに関しては割と満足しているということは
インテリア製品はこの方のなかで大きく見た目の部分で価値を占める
こういった結果を通して、
それぞれのプロダクトの伸びしろがわかるような結果となりました。

それでは平均はどのようなかたちになるでしょうか。

03-1

このような結果になりました。
みなさんの回答とのギャップはいかがでしたでしょうか。 

このように、
各プロダクトに対してのイメージ、らしさと
デザインは深く結びついており、
それがデザインへの満足度とも関連があります。 

例えば、牛丼はみなさんの回答を見ても、
機能面に関して費用を払うとし、見た目にはお金を払わないという回答が多いようです。
それではよりデザインされていると思うという満足度のために何が出来るでしょうか?
この場合は牛丼のデザインというユーザーでの文脈では
安さ、早さなどの機能面でのデザインに価値が
置かれていることになります。
なのでそういった機能面への期待を裏切るような
デザイン改善策は難しいため、
あくまでユーザーの期待の文脈に乗っ取った上での改善が求められています。
あるいはこの文脈を生かした意外性を効果的に活用する必要があります。

ここでやはり重要なこととしては
あらゆる新製品やサービスの開発にしても
その業界や製品全般へのユーザーからのバイアス(先入観)があります。
そうしたユーザーの製品へのエモーショナルな内面へのリサーチ
ユーザーから見た世界観の理解など
提供側からはなかなか見えない
その「らしさ」を乗り越えるための強い仕組みづくりが重要だと言えます。 

デザインという言葉を使いこなす難しさ。
私も一人のデザイナーとして、
デザインという言葉の使い方にはいつも慎重になることが多いです。
例えば、何かデザインを提案するときには必ず、
1 そのデザインする対象がどう製品サービスの文脈の中で機能すべきか
そして、それに対して、
2ビジュアルやスタイルでどうエモーショナルな付加価値をどのようにつけていくか
この上記2つを出来るだけ分けてクライアントに話すようにしています。

もちろん明快に分けられる訳ではないのですが、

提案時には出来るだけ、お互いにわかりやすい言葉
意味を明快にしながらのコミュニケーションすることが重要になります。
クライアントがデザインという言葉を通して何を伝えようとしているのかに常に着目しています。

一度、みなさんも職場でデザインや分かりづらい言葉に関してディスカッションしてみるのも
面白いかもしれませんね。

mctINSIGHTアプリからこの記事を読んでいる方は
こちらよりアプリに戻れます。
↓↓↓
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〜お願い〜
mctINSIGHTでは、
月に1回アプリを用いてアンケートを配信しています。
結果は、分析したのちブログにて配信していきます。
アンケート自体もゲーミフィケーションを用いた面白いものなので、
ぜひご参加ください!!

↓↓↓参加はこちらから!
mctINSIGHT紹介ページ

 

 

Keisuke Kawai株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

【タグ】 CX, mct INSIGHT,

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