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Oct 01, 2015 05:45 京都大学サマーデザインスクール2015と101デザインメソッド

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先日、9月16日~18日に開催された「京都大学サマーデザインスクール2015」に参加してきました。

このサマーデザインスクールは産学官のさまざまな分野から参加者と実施者が集まり、社会の実問題に取り組む3日間のデザインワークショップです。今年は参加者・実施者・メディア等の見学者合わせて300人を超える、過去最大規模のものとなったとのことです。


今回mctはこのスクールに初めて参加し、「京都を訪れる外国人のためのサービスデザイン」というテーマで講座を開きました。

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※写真のように300人が一同にアトリウムでワークショップを行うので、(ベタな言い方ですが)会場は異様な熱気に包まれていました。

ダイバーシティにあふれるチームで参加
mctのテーマへの参加者は、インバウンド向けビジネスで起業を考えている学生やデザインメソッドに関心がある社会人、東南アジアからの留学生らで、弊社からは白根・石原・杦木・エリックの4名+インターンのインド人スタッフ1名が参加し、ダイバーシティにあふれるチームとなりました。(ちなみに全28テーマのうち、実施者に外国人スタッフがいたのは弊社が唯一でした)

参加者には3日間のワークショップを通して、弊社が普段から行っているイノベーションプロセスに沿って、101デザインメソッドを用いた観察~分析ワークを体験していただき、最終的には外国人観光客向けのサービスアイデアを考えるためのフレーム開発を行うというプログラムでした。

【1日目~2日目午前】 フィールドワーク
タイプが異なる観光地として、多くの外国人観光客が訪れるメジャーな観光地である「清水寺・三十三間堂」と、マイナーだけれども日本らしさが感じられる「智積院」で観察を行いました。
また、宿泊客の8割を外国人が占めるハイアットリージェンシー京都様のご協力を得て、キャリア10年のベテランコンシェルジュの方にインタビューを行いました。

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観察は101デザインメソッドの「POEMS」という人(People)もの(Objects)環境(Environments)メッセージ(Messages)サービス(Services)にフォーカスした観察を行いました。観察フレームが書かれた「しおり」を参加者全員に配り、それにメモを行ってもらいました。

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【2日目午後】 分析ワーク
観察により得た要素を付箋に書き出し、分析を行いました。POEMSの中でも特に「人」に着目し、タイプ分け(セグメンテーション)を行い、どのような潜在的ニーズがあるのかディスカッションしました。
ここでは日本人だけの視点ではなく、mctの外国人スタッフ、タイからの留学生の視点が加わることで、より議論が深まりました。

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分析の結果、「観光への関心が高い人ばかりではなく、関心は低いけど日常からの逃避を楽しんでいるだけの人もいるのではないか?」、「クイックに効率よく観光地をまわりたい人だけでなく、ゆったりと楽しみたい人もいるのではないか?」という視点から、『観光に対する関心の高さ』×『観光を楽しむペース』という切り口のフレームを開発しました。

【3日目】 ポスタープレゼンテーション
今回の締めくくりは、3日間の成果を大きなポスターに取りまとめ、回遊する他テーマ参加者に対して個別にプレゼンテーションを行うスタイル。
我々のチームでは、『観光に対する関心の高さ』×『観光を楽しむペース』のフレームをもとにしたデザインクライテリアと、それに紐づくアイデア例のイラストをポスターに描きだしました。
限られた時間でのポスター作成は非常にハードでしたが、受講者とmctスタッフ全員が協力して必死に追い込み、一体感に包まれながらスタンバイ完了です。
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作成したポスターを前に、受講者がプレゼンテーションを実施
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3日間という短い時間の中でで、フィールドワークから分析、アイデア出し、プレゼンテーション作成までをやりきるのはなかなかハードでしたが、参加者にとってもmctにとっても刺激に溢れた、実りの多い3日間となったと思います。

Yoichi Sugiki株式会社mct エクスペリエンスデザイナー

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